ソウル東部地方裁判所は7日、3年間にわたり10代の継娘3人に性的暴行を加えた容疑で拘束されていたバク容疑者(40)に対して、懲役12年と情報公開10年の判決を下した。韓国メディアが相次いで報じた。

 バク容疑者は2008年9月から昨年にかけて、実父の暴力に耐えきれず実母を訪れた継娘3人に、性的暴行を加えた。パク容疑者によって継続的に犯された長女は妊娠して出産も強要された。その後、長女が家出すると、次女と三女に対するわいせつ行為を始めたという。

 裁判所は今回の判決について「バク容疑者が事実上の婚姻関係を持つ女性の娘たちに長期間にわたる性的虐待を加えた上、長女を妊娠・出産させるなど罪が重い」と説明した。

 一方、3姉妹の母は「長女が夫を誘惑した」「合意上の性的関係だ」などと主張したことも分かった。これについて裁判所の関係者は、「バク容疑者が拘束されてから生計の維持が困難になり、虚偽陳述をしたようだ」との見方を示した。(編集担当:永井武)