米スターバックスで韓国人侮辱騒動、カップに「つり上がった細い目」の絵

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米国のスターバックスで、客として訪れた韓国人のカップに「細い目」の印が描かれていたことが分かり、韓国で物議をかもしている。米国では今年1月にも、ピザ店で類似の問題が発生しており、韓国では米国で相次ぐ韓国人侮辱問題に懸念を示す声が上がっている。

10日、アトランタの現地韓国系メディアによると、アトランタに在住する韓国人A氏が1月21日夜、アトランタ北部にあるショッピングモール内のスターバックスを訪れたところ、渡された飲料カップに「つり上がった細い目」の印が描かれいることに気がついた。海外のスターバックスでは、注文を受けた飲み物を間違って提供しないよう、レジで名前を聞いてカップに記入するが、A氏のカップに名前は書かれていなかった。

A氏は店員とマネージャーに強く抗議し、「細い目」の印を描いたことを謝罪するよう要求。しかし、マネージャーはあまり誠実な対応を見せず、怒りが収まらないA氏はスターバックス本社に抗議の電話をかけた。だが、本社も「よろしければスターバックスの商品券を差し上げます」と対応するだけで謝罪をしなかったことから、A氏は「細い目」の印の写真を自身のフェイスブックに掲載した。

A氏は現地の韓国系メディアのインタビューに答えており、「普段利用しているスターバックスで、このようなことをされ衝撃を受けた」とし、「韓国に多くの店舗を持つスターバックスが、人種差別の落書きを描いたことは遺憾だ」と述べた。

現地の韓国社会はスターバックスを相手に法的対応を検討する構えを見せており、波紋はさらに広がりそうな気配だ。

参照:ヘラルド経済
参照:NEWSEN

(文:林由美)

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