デビュー7周年のBerryz工房、七夕の“7”並びに一夜限定ライブ

7人組のアイドルユニット・Berryz工房は、デビューして7周年。7月7日の七夕、“7”が並んだラッキーな日に、一夜限りのコンサート「Berryz工房 七夕スッペシャルライブ　★777★」を神奈川・横浜BLITZで開催した。

「七夕スッペシャル」という題名で、力が込められたファンイベント。これまでのツアーコンサートとは異なる別構成も用意された。そのため、メンバーのサービスぶりがさらにアップした様子で、ファンから寄せられた七夕イベントの短冊をピックアップ。「ボイスパーカッションが、また観られますように。」という短冊をメンバーが読み上げると、「七夕だし、その願いをかなえてあげようよ」と、その場でメンバーの意見が合致。リハなしのパフォーマンスを披露した。

選んだのは「ギャグ100回分愛してください」。当時、必死に練習を重ねていた思い入れのある楽曲を久々に実演した。思いのほか、うまく出来たレベルだったのか、メンバー7人の表情から安堵感が伺えた。

オープンな展開が目立っていた今回のライブ。会場に来れないファンにも向けて、オンラインでつながることができる仕掛けもあった。当日のライブは、「ニコニコ動画」で完全生配信された。ライブの途中、ステージにパソコン端末が用意されると、書き込まれたコメントにメンバーが即座に反応。セクシーポーズやコマネチポーズをサービスすると、会場のあちこちから爆笑が起こった。

短冊が掛かった笹が配置されたステージに、浴衣をアレンジした色とりどりの衣装で登場したメンバー。

1曲目に「蝉」を披露。立て続けに、夏のテーマを歌った「マジ夏すぎる」「夏わかめ」などをパフォーマンスすると、会場も夏の暑さに負けないほどの熱気につつまれた。そして、ライブも終盤に差し掛かると、この日限定の｢スッペシャル織姫メドレー｣がスタート。しっとりとロマンチックなイメージで「七夕さま」から始まり、そのあとは畳みかけるように元気のいいナンバー。懐かしいナンバーと夏らしいメドレーを重ねていって、さらに盛り上げた。

ステージ最後にメッセージ。「本当に、この1日しかないから、汗の量も倍増した。でも、そのぶん、エンジョイできました！」と話し、汗を輝かせながら大きな満足感に溢れた熊井友理奈の姿。また、メンバーで一番と言われるツッコミ役の嗣永桃子は「こんな可愛い桃子姫に会えた、彦星のみなさん！今日はありがとうございます！」と天真爛漫なキャラで会場をわかせていた。

Berryz工房は、来る8月10日に新曲「ああ、夜が明ける」をリリースする。

■Berryz工房のメンバー、プロフィール
・清水佐紀（しみず さき）1991年11月22日生まれ、O型
・嗣永桃子（つぐなが ももこ）1992年3月6日生まれ、O型
・徳永千奈美（とくなが ちなみ）1992年5月22日生まれ、O型
・須藤茉麻（すどう まあさ）1992年7月3日生まれ、O型
・夏焼雅(なつやき みやび）1992年8月25日生まれ、O型
・熊井友理奈(くまい ゆりな）1993年8月3日生まれ、B型
・菅谷梨沙子(すがや りさこ）1994年4月4日生まれ、A型