“神の手”が勝利を阻んだ?「正解」韓国ネチズンも認める

写真拡大

ソウル・ワールドカップ(W杯)競技場で12日、日本代表と韓国代表によるサッカーの親善試合が行われた。結果は0−0で引き分けたが、熱い試合展開に韓国でも高い注目が集まった。

試合では後半32分、松井大輔のクロスがチェ・ヒョジンの腕に当たりボールが跳ね返る場面があったが、主審はこれにハンドとの判定を下さなかった。松井は試合後に「あれは本当にハンドだった。審判も見えていたと思う」と発言し、日本のメディアも「“神の手”が勝利を阻んだ」と報じた。

これについて、当初は特に何の報道もしていなかった韓国メディアだが、日本で「ハンド」の件が大きく報じられると「日本メディアが“神の手”が勝利を阻んだと報じた」と伝え徐々に反応を見せはじめた。韓国ネチズンたちもやはり気になっていたようで、「ハンド」について様々な意見を書き込んでいる。内容を見ていると、意外にハンドを認め、ペナルティー・キックを与えるべきだったというコメントが多く集まっている。

・チェ・ヒョジンの動作をよく見ると“神の手”ではないことが分かる。飛び上がった瞬間ボールが飛んできたので腕を後ろの方にしている。絶対に故意ではない。むしろ避けようとしている。だからあれはPKじゃない。

・故意じゃないだって?故意があってもなくても腕に当たればハンドだ。故意なら退場だろう。

・もし反対ならありえないだろ。審判も問題だが、偏った視線で見るサッカーファンも問題だ。

・韓国はハンドを認めるべきだ。故意もちょっとうかがえる。今回の競技はいろいろな面で日本が勝った。

・“神の手”?あれは正直言ってPKを与える状況だったと思うけど、審判がホームアドバンテージで見逃してくれたんだろう。その代わりパク・チソンはいなかったじゃないか。

・後から色々と文句が多い日本。

・試合内容を見ると日本の方がよかった。でも、内容だけ見て試合に勝ったことになるのか?

・神の手も能力のうち。

・神の手を議論する前に、韓国サッカーの内容は負けたようなもんだった。今後が心配だ。

・神の手、正解。

・あれはハンド。でも、その前に日本の選手がファウルしたのに、審判は笛を吹かなかったから、両チームとも1つずつ見逃したんだろう。

・ハンドだろうがなかろうが押され気味の試合だったのは確かで、PK判定だったら間違い無く1−0で負けた。

・神の手ではない。腕よりもあばら骨の辺りが当たったから“神のあばら骨”だ。

・正直言ってやつらの実力は上がった。本田を軸に経験豊富な選手が多いのが、韓国はまだ未熟で経験不足の選手ばかりだ。

・あれは誰がみてもペナルティー・キック!!!明らかな誤審により内容的には韓国の負け。

・100%ペナルティー・キック与えるべきだった。再試合を求める。


また、意外と多いのが「日本が成長した」という声。韓国人の目から見ても、日本代表は着実に変化しているようだ。


参照:日本メディア「韓国は神の手で負けを免れた」 - スポーツ朝鮮
参照:日本メディア「日韓戦、事実上、日本の勝利」 - イーデイリー

(文:林由美)

■【韓フルタイム】とは……
【韓フルタイム】とは韓国に特化した情報を提供する媒体です。
韓国に詳しい専門の日本人記者が取材、執筆を行っております。
韓国中心の出来事をいち早くお届けできるように頑張っていきます。