慢性的な恥骨炎ではない。昨夏、レアル・マドリーがミランに「だまされた」わけではないのだ。レアルMFカカーが自らのフィジカル状態についてこう述べた。8日の記者会見に姿を見せた同選手は、「恥骨炎に関する話は終わりにできる。僕はその問題を抱えていない。反対のことを言っている人は、うそを言っているんだ」と、疑惑を一蹴したのである。

「僕はすべての試合に出ることができる。エスパニョール戦に出場したことが、先週騒がれたこの根拠のないおしゃべりを終わらせたはずだ」

そのエスパニョール戦で、カカーは1ゴールを決めるなど、素晴らしいパフォーマンスを見せている。昨年11月に恥骨炎で戦列を離脱したのは、もはや思い出のようだ。

「僕は継続的に良くなっている。主な問題はフィジカルコンディションだ。望んでいたような調子じゃなかったけど、今は自分がピッチでしたいことをまたやり始めている。以前は調子が良くなかった。僕がしなければいけないのは、気をつけなければいけないということだけだ。クリスティアーノ・ロナウドの足首やセルヒオ・ラモスの恥骨炎、マルセロの内転筋と同じようにね」

さらに、カカーは「このチームは今やアイデンティティーがある。(マヌエル・)ペジェグリーニ監督が求めることを、全員がやれるんだ。個人的には、以前のように守備の仕事がない。僕はここレアルでうまくやっているよ」と述べ、以前は「作業中」と称されたチームの成長を主張している。