中野腐女子シスターズ(撮影:野原誠治)
 結成から約3年、1月20日に発売したシングル「Honey Bee〜」で念願のデビューを果たした6人組ヲタクアイドルユニット、中野腐女子シスターズ(なかのふじょしすたーず)。同作は、オリコン・デイリーランキングで最高2位まで上昇し、26日付の同週間ランキングでは初登場6位を記録。コスプレ、アニメ、プロレス、妖精・爬虫類、ファッション、ゲーム・漫画と、それぞれに特化したヲタク属性をもつ彼女達にロングインタビューを行い、その素顔に迫った。

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――数年前に、サーキットで原田さん見たことありますよ。

まりるん:本当ですか? ありがとうございます!

――他の人と比べてレースクイーンっぽくなかったので、印象に残ってました。

まりるん:それ、よく言われました。キャピキャピしてないから(笑)。

――割と皆さん、営業スマイルな感じだったんですけど。

うらぁ:あぁー。営業スマイルが全く無い、媚びない女(笑)。

まりるん:いいんだよ!レースクイーン・オブ・ザ・イヤー取ったから(笑)。

――中野腐女子シスターズの結成は2006年9月ですが、その当時からいらっしゃった方は?

うらぁ:一番最初はここ(よきゅーん、うらぁ、きょも)と、きゃんちですね。

――その後、現在の6人に至るまで、お互いの第一印象は覚えていますか?

うらぁ:よきゅに関しては、初めての収録の時に、コスプレの衣装でビスチェっぽいのを着ていて、「すごくセクシーなお姉さんだなぁー」と思いました。

よきゅーん:恥ずかしい…。みんな印象的で、誰がどうのこうのではなく、全員が変わった子だなと(笑)。

きょも:変わっている、やっていけないなと。

うらぁ:待って!きょもに言われたくない(笑)。

きょも:…と思ったけど、ちゃんと話してみたら、全然仲良くできて良かったです。

まりるん:私は、加入した時がドッキリだったんですね。

うらぁ:まりるんは、一番後からなので。

まりるん:ドッキリでよきゅさんに、めっちゃキレられたんです。だから初めは「すごく怖いな」と思っていたんですけど、それも今だと「よきゅさんは真面目だから、ガチドッキリをやっていたんだな」と思うようになりました。

よきゅーん:真面目だからじゃなくて、「やれ!」と言われたから(笑)。

まりるん:いや!真面目だから、全ノリでやっていたんだなと。それから親しくなりました(笑)。

うらぁ:あのドッキリ、うちら笑いそうだったもんね(笑)。

よきゅーん:私が一番笑いそうだったもん。

――ファンの方や周囲の人から抱かれるイメージと、自分自身との間にギャップを感じることはありますか?

まりるん:きょもさんが面白い。

コナン丸:ファンの人は、みんな知ってるよ。

まりるん:うらぁちゃんが女の子らしい!

よきゅーん:コナンが、お天気お姉さんをやっていて。最近観た人は「綺麗な大学生のお姉さんだなぁー」というイメージを持っているかもしれないけど、メッチャ小学生みたいな発言をしますよ(笑)。

コナン丸:違うお仕事とかで、清楚な感じとか、大人しそうな感じがあるんですよ。別に猫を被っている訳じゃないんですけど、そういう感じで好きになって頂いた方も多くて。でも、ある日ブログに変顔を載せたときに「こういう人だとは思わなかった」みたいなことはありますけどねー。

よきゅーん:このメンバーの中でヲタク的にもファッションだったり、「コナンちゃん“だけ”は普通の子だ」とか「この子はすごく真面目で普通なのに、コイツらにいいようにやらされてる」みたいに思われているけど、実はこの人意外とよくしゃべるし、いつもふざけてるし、全ノリですよ、とファンの人に声を大にして言いたい!昨日なんて授業中におしゃべりをしていて、先生に怒られたらしいんですよ。でも「なんでしゃべっていたの?」と聞いたら「その時にしゃべらなきゃいけないことがあったから」って…。

うらぁ:“ゆとり”だなと思いました。

コナン丸:想い出話が…。

うらぁ:想い出話は、授業が終わってからして下さい!

よきゅーん:しっかりしていそうで、本当は結構、不真面目な子ですよ(笑)。

コナン丸:ダメダメ!それはちょっと…。「親しみやすいですよ」と大きな字で書いて下さい。