5日のセリエA第15節でインテルに2−1と勝利し、勝ち点差を5ポイントへ縮めることに成功したユヴェントス。チャンピオンズリーグのボルドー戦、セリエA前節のカリアリ戦と、2連敗を喫していたチームを再生させたのは、チーロ・フェッラーラ監督の功績――GKジャンルイジ・ブッフォンは、試合後にこう話している。

「僕らは落ち着いた一週間を過ごせたよ。監督の素晴らしい功績さ。僕らが必要としていた確実さと自信を与えてくれた。とても激しい試合だったね。終盤を除いて、冷静に進められた。チアゴ・モッタとのいさかい? これほど重要な試合だったら起こり得ることさ」

また、ユーヴェの親会社の社長を務めるジョン・エルカン氏も、インテル戦の勝利について言及。「今日のユヴェントスは気に入ったよ。これ以上ないほどに素晴らしい勝利だった。チームはまとまっていたし、強かった。そして最後に勝つことができたんだ」と述べると、自身の祖父で“アッヴォカート(弁護士)”こと故ジャンニ・アニェッリ会長も、「間違いなく」この日のユヴェントスには満足だろうと語った。また、エルカン氏はマルキージオの決勝点について、「非常に素晴らしい快挙」と賛辞を送っている。