(C)石井克人・GASTONIA・マッドハウス/REDLINE委員会
 「茶の味」、「鮫肌男と桃尻女」を手掛けた石井克人監督と、これが長編初監督となる気鋭アニメーターの小池健がタッグを組み、5年の歳月をかけ、10万枚を超える画像で仕上げた劇場用長編アニメーション「REDLINE」のメインビジュアルが公開され、第62回ロカルノ国際映画祭で10,000人動員のワールドプレミアが決定した。

 世界に誇る日本のアニメーションの代表として、3Dアニメーション全盛の中、2Dアニメーションとして、その新機軸を披露することになる。また、本年のロカルノ国際映画祭は、「MANGA IMPACT」と称し、伝統ある日本アニメーションの大回顧展も同時に開催。日本を代表する文化としての「アニメーション」を更に広める機会となっている。

 映画「REDLINE」は2010年春、劇場公開予定。

「REDLINE」ストーリー

エアカーが四輪に取って代わる遠い未来、“宇宙最速”の座を賭けた5年に1度の祭典、REDLINEの幕が開ける。極限までスピードを追い求める主人公JP。子供のころから表彰台に立つことを夢見てきたジャンクショップの娘ソノシー。そして戦車さながらの武装改造を行う個性豊かなライバルたち。そんなレーサー達の前に、無断で開催地にされた軍事国家ロボワールドが武力行使もいとわぬ姿勢で立ちはだかる。ルール無用のデッドヒートが展開する中、天才メカニックにして親友のフリスビーがチューンした愛車を加速させるJP! 果たしてREDLINEを制するのは誰なのか!?

監督:小池健「アニマトリックス“World Record”」
脚本:石井克人「鮫肌男と桃尻女」、「山のあなた 徳市の恋」、「茶の味」
   榎戸洋司「新世紀エヴァンゲリオン」、「トップをねらえ2!」
   櫻井圭記「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」
原作:石井克人
音楽:ジェイムス下地「PARTY7」、「SURVIVE STYLE 5+」
アニメーション制作:マッドハウス「時をかける少女」、「パプリカ」