ミランのアンチェロッティ監督は、自身の将来について「クラブとの契約は、2010年の6月30日まで残っている」と、ささやかれている退団の噂をきっぱりと否定。また、怪我が治りきっていないカカがブラジル代表に招集されたことについては、「ミランで回復したからこそ、代表に招集されたんだ」と話した。


ミランでの将来、カカ、そしてモウリーニョ。ミランのアンチェロッティ監督が、多くのことについて心境を語った。

「モウリーニョについては、何も話さない。彼が私のことをどう言おうが、私は一切反論しない」

話題がミランのことになると、アンチェロッティの表情は和らいだ。「ミランとは、2010年6月30日までの契約で合意している。いまの私には、その義務を全うする意欲がある」

副会長補佐のレオナルドが、監督に就任するという噂も流れたが、「2人の監督がチームを率いることはない」。つまり、アンチェロッティは今シーズン終了後にクラブを退団するつもりはないということだ。続けて、「今シーズンの目標は、チャンピオンズ・リーグの出場権を獲得することだ。そして来シーズンは、ビッグイヤーを狙いたい」と、来シーズンを見据えた発言も。

また、足の怪我が感知していないにもかかわらず、ブラジル代表から招集されたカカについては、「5週間後には、カカは完全に回復しているだろう。彼の代表招集は、クラブとしては受け入れなければいけない」と話した。