今、ネット上で大きな話題となっているのが国籍法改正案だ。

これは、日本人と外国人の間に生まれた子供の国籍を取得するのに父母の婚姻を外すことなどを盛り込んだもの。


大型掲示板をきっかけに、まとめWIKIができたり、ニコニコ動画でも関連動画がたくさん試聴されたり、某議員のmixiが炎上するなど、かなりの騒ぎになっている。



「図表入りの記事はこちら」



  • 「現在必死にFAX攻撃中」
  • 「初めて国会議員にメールした」

と、ネットでこの法案について知り実際にアクションを起こした人も多く、FAXがパンクしたとも言われている。



ここまで騒ぎになったにも関わらず、この法案は18日に全会一致で衆議院を通過。マスコミではほとんど報道されなかったこともあり、

  • 「生活が脅かされる可能性があるものを報道してくれないなら、テレビなんて要らない」
  • 「この国の政治家とマスコミが、ここまでも、こんなにも酷いとは思わなかった」

といったようなマスコミ批判も数多く見られる。


反対派には、この改正によって偽装認知が増えるのではないかという危惧があるようで「戦後最大級の悪法」「別名、日本国籍バーゲン法」とまで言う人もいるが、一方、この騒動を冷静に見る人々も。

  • 「加熱しすぎた論調によって、極端に逆方向へいってしまわないかが心配」
  • 「法改正で、不正な手段で日本国籍を得た外国人が急増するなんて妄想のたぐいにしか見えない」
  • 「俺はまとめWIKI読んだだけで自分の意見が動くような人が大勢いる現実の方がが怖いです」

確かに、反対派の動きが加熱しすぎている感は否めない。


この騒動により多くのブログが単なるコピペの氾濫に終始してしまうのは勿体ない。
まずは客観的な視点でこの国籍法改正案について自分なりの考えを持った上で賛否をブログで述べるのが大事なのではないだろうか?
そして、これを機に「日本人」とは何か、改めて考えてみてはいかがだろう?


(松永栄己)


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