Skype をパソコン無しで利用できる、音声会議ホンとの連携など、ビジネスに便利な機能を搭載した Skype 対応ワイヤレスフォンがパナソニックから新登場。各種法人ユーザー向けに発売される。パソコンなしの簡単 Skype 通話の登場で、ビジネスシーンは変わるか?
jn080911-1-1_300x300.jpg


パナソニック コミュニケーションズ株式会社は、インターネットを利用した通話を実現する Skype をパソコン無しで利用でき、音声会議ホンとの連携などビジネスに便利な機能を搭載した、Skype 対応ワイヤレスフォン「KX-WPA300」を各種法人ユーザー向けに、専用アクセスポイントの「KX-WPA302」と同時に10月7日から発売する。

■急増する Skype のビジネス利用、そこにはセキュリティーの壁が...

国際電話の需要は、ビジネスのグローバル化にともない年々増えている。通信コスト削減の有力なツールとして、 Skype のビジネス利用も急増してる。

Skype 通話のビジネス利用は、パソコンを使用するためセキュリティ上の観点からは敬遠されがちな現実がある。一方、一般にはユーザー同士なら無料通話ができるなどの経済性からは、全世界で利用者が確実に増加している面もある。

Skype対応ワイヤレスフォン「KX-WPA300」は無線LAN音声端末だ。 Skype 対応だがパソコンを利用する必要がないので、ビジネスの利用でもセキュリティへの心配がない。

■050番号の発着信でビジネス上での利便性を向上

Skype 対応ワイヤレスフォンは、音声会議ホンを接続すれば、オフィス内でいっそう便利に活用できる。たとえ電話回線がない場所でも手軽に電話会議ができる。

さらに、フュージョン・コミュニケーションズ社の IP-Phone サービスに対応で、固定電話や携帯電話と050番号発着信もでき、ビジネス上での利便性を向上させている。

※ただし、Skype を利用した通話は一般電話による通話の代替ではないので、消防や警察等への緊急連絡には使用できない。

激化する、スマートフォンの法人市場への参入に伴い、Skype のビジネス利用の急増も必至だ。ビジネスシーンでのインターネット電話利用は、グローバル化の真の立役者となるだろうか?

(編集部:T.0tsu)
-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!