オーストラリア代表FWハリー・キューウェル(29歳)の代理人であるバーニー・マンディック氏が、トルコのガラタサライが公式サイトでキューウェルの獲得を発表したのは、事実無根と話した。
 ケガに悩まされ続けた5シーズンを過ごしたリヴァプールを退団したキューウェルについては、いくつかの移籍先が浮上してきたが、同代理人はリヴァプールの公式サイトに、5日になるまでは何も決定しないと語った。
「ハリーの契約は決まっていない。現在可能性は2つある。ハリーが(欧州時間)土曜日の午後にいくつかのオプションについて決断を下すまで、これ以上のコメントすることはない」
 キューウェルはリーズ時代の2000年に、UEFAカップ準決勝のガラタサライ戦で退場処分になっている。ガラタサライと契約した場合、イスタンブールでリーズのファン2名が刺殺された悲しい記憶のせいでリーズファンの怒りを買うのは必至と伝えられている。
 キューウェルについては、ローマが興味を示しているとも伝えられた。