宇多田ヒカル、“若手2大女優”出演ドラマの主題歌を担当

　今月19日に、前作「ULTRA BLUE」から1年9ヶ月ぶり5作目となる待望のニューアルバム「HEART STATION」を発表する宇多田ヒカル。同作に収録される「Prisoner Of Love」が、若手2大女優の長澤まさみ、上野樹里そして瑛太の3角関係を軸に、水川あさみや錦戸亮らが誰にも言えない悩みを抱える社会派ドラマ「ラスト・フレンズ」（4月10日からフジテレビ系で放送開始）の主題歌に決定した。

　昨年に「Flavor Of Life　-Ballad Version-」が、井上真央と松本潤主演によるTBS系ドラマ「花より男子2」のイメージソングとして大ヒットを記録したことは記憶に新しいが、宇多田ヒカルがドラマ主題歌を担当するのは、「SAKURA ドロップス」（TBS系「First Love」主題歌）以来、約6年ぶりのこととなる。

　ドラマをイメージして作られた主題歌「Prisoner Of Love」について、宇多田ヒカルは「明日歌入れだと思ってファミレスに行って（集中して）完成させたの（笑）。結局は最高の恋愛の形っていうのは親友的であったりするわけだから、ちょうどいいかなと思って。結果的にそういう難しい条件がいろいろあった方が逆に意味が広い曲が作れる。」と述べている。

　アルバム「HEART STATION」には、「Prisoner Of Love」と「Flavor Of Life-Ballad Version-」の他、「ぼくはくま」（NHK「みんなのうた」）、「Kiss & Cry」（日清カップヌードルCM「FREEDOM」シリーズテーマソング）、「Beautiful World」（映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序」テーマソング）、「Stay Gold」（花王「アジエンス」CMソング）、「HEART STATION」（レコード会社直営♪CMソング）のシングル収録6曲を含む全13曲を収録する。

ドラマ「ラスト・フレンズ」概要
現在、社会問題化しているDV（ドメスティックバイオレンス）やセックスレスやジェンダレスなど、現代人が抱える様々な問題を真正面から捉え、恋に臆病だった若者たちが自分らしく前向きに生きていく姿をリアルに描いた青春ヒューマンストーリーで、死にたいぐらいに深い悩みを抱えた彼らが、ぬくもりを求めシェアハウスに住むことによって友情や人と人との関わりの大切さを学んでゆく。

・宇多田ヒカル - アーティスト情報
・ラスト・フレンズ - フジテレビ