レガース着用のRXルールで行われた梅木vs川頭の一戦。梅木はハイブリッドボディを見せ付けた!

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10月7日(日)、ディファ有明にて開催された『ZST.14』。第2試合では、HERO'Sを始め、様々なリングでレフェリーを務める梅木良則と、現役ライブドア社員にして、スポーツメディアとして格闘技に携わる川頭広卓の“レフェリーvsメディア”という異色の一戦が行われた。

この試合は、ライト級契約ながら、昨年大晦日の某事件によるストレスで、一時は80kg近くまで太ってしまったという梅木の減量にも注目が集まっていたが、入場した梅木は見事なハイブリッドボディを披露。ヒョウ柄のパンツに、小麦色に日焼けした身体も併せてか、場内のどよめきを誘った。

試合は、梅木がミドルからテイクダウンに成功。肩固めを狙うも、ここは川頭が凌いでスタンドへと戻すと、次の展開では、蹴り足をキャッチされた川頭の右ストレートが梅木の顎を直撃。この試合は、顔面への打撃攻撃を禁止とする特別ルールで行われていた為、川頭にはイエローカードが提示された。

再開後、再びテイクダウンに成功した梅木は、マウントポジションを奪取し、ギロチンへ。ここで川頭は一回のみ認められているロープエスケープを使い、スタンドに戻すと首相撲から膝蹴りの連打で反撃。更には、梅木のテイクダウンにあわせてフロントチョークを仕掛ける。

しかし、これを凌いだ梅木が、最後は得意のヒールホールドで一本勝ち。会場には、近藤有己や謙吾、北岡悟といった豪華な面々が応援に駆けつけたが、見事、その期待に応えた。
試合後の梅木は、今後の抱負を聞かれるや「年末を無事に過ごしたい。楽しい正月を迎えたい」と苦笑を浮かべた。

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