ハワイのファーストフード「スパムおむすび」からヒントを得て考案された新感覚おにぎりおにぎりバーガー」を提供するお店「おにぎりバーガー」が、2018年12月19日に大阪・道頓堀のド真ん中にオープンしました。厚く切ったスパムと卵焼きをベースに、ツナマヨや辛味高菜、肉味噌、キンピラごぼう、焼き肉などのトッピングをばくっとご飯とのりで包むという新種のフードを食べてきました。





やって来たのは、大阪ミナミの繁華街・道頓堀。おにぎりバーガーの店舗は、多くの若者や観光客でごった返す戎(えびす)橋からほど近くの、道頓堀川沿いの遊歩道「とんぼりリバーウォーク」に面した場所にあります。



お見せは「Onigiri Burger」の看板が目印です。



お店の横にはテーブルと椅子が4組ほど置かれているので、買ったその場で食べることも可能です。



おにぎりバーガーの種類は、最もシンプルな「ベーシックおにぎりバーガー」(税抜280円)に始まり、税抜330円の「明太マヨネーズ」「ツナマヨネーズ」「鮭マヨネーズ」「食欲増進ねり梅」「美味辛味高菜」、税抜350円の「さっぱり大葉と しそ昆布」、税抜380円の「ゴロゴロ手作り 肉味噌のせ」「直火厚揚げあぶら味噌のせ」「レンコン&ゴボウの食物繊維キンピラ」、そして税抜480円の「大エビプリプリフライ」「韓国風もりもり焼き肉バーガー」の12種類が用意されています。



なお、オープンを記念して2018年12月21日(金)までは、ベーシックおにぎりバーガーが1個100円などのキャンペーン価格になっているほか……



12月22日から25日までは、複数のおにぎりバーガーがセットになったボックスセットが提供される予定です。



何を食べようか迷ったあげく、今回は「ベーシックおにぎりバーガー」(手前左)、「韓国風もりもり焼き肉バーガー」(奥)、「さっぱり大葉と しそ昆布」(手前右)を注文しました。店頭で食べると伝えると、温かいお茶を出してくれたのがありがたかったです。



まずは素材の実力調べ、ということで、ベーシックおにぎりバーガーから食べてみました。のりとご飯で包まれたスパムは仕上げる直前に温められており、肉のうまみと適度な塩味が引き立てられています。また、卵焼きもほんのり温かく、スパムの風味を引き立てるよう。そこに、ヒンヤリと冷たくシャキッとしたレタスがほどよい歯ごたえを与えてくれます。



なお、おにぎりバーガーはこんなふうに注文が入ってから一つずつ手作業で仕上げられているので、出来たてを食べることができます。



次は、さっぱり大葉と しそ昆布を食べてみました。スパムと卵焼きが入っているのは一緒ですが、レタスの代わりに大葉が1枚挟まれ、その上にしそ昆布がのせられています。



食べてみると、スパムの味わいに大葉がサッパリ感を与えてくれ、さらにしそ昆布の香りが感じられてグッド。さっぱりとした「大人の味わい」といった風情で、今回の試食を担当した編集部員の個人的ベストの一品でした。



最後は、韓国風もりもり焼き肉バーガー。ベーシックおにぎりバーガーの上に、たっぷりタレで焼き上げられた韓国風焼き肉がのっています。



味は予想を裏切らないボリュームあふれるもの。甘辛く味付けられた焼き肉の風味がドカンと感じられるので、満腹感を求めるならコレしかない一品といえそうです。



おにぎりバーガー」は11時から23時までの営業となっています。