英エジンバラの競売で史上最高価格で落札されたザ・マッカランの希少ウイスキー(2018年10月3日撮影)。(c)Andy Buchanan / AFP

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【AFP=時事】60年熟成させた希少なザ・マッカラン(Macallan)のウイスキー1本が3日、英スコットランドのエディンバラ(Edinburgh)で競売にかけられ、ウイスキーの落札価格としては史上最高となる84万8750ポンド(約1億2500万円)で落札された。競売大手ボナムス(Bonhams)が発表した。

 落札されたウイスキーは1926年に蒸留され、1986年にボトルに詰められるまでたるで熟成されていた。同じたるで熟成されたウイスキー2本が今年5月、香港で競売にかけられ、1本当たり約796万香港ドル(約1億2000万円)で落札されていたが、これを上回る値が付いた。

 ボナムスの酒類専門家リチャード・ハーベイ(Richard Harvey)氏は落札者について「ウィスキーが非常に大きな関心を集めている極東の人」とだけ説明した。同社の売り上げの3〜4割が極東の買い手によるものだという。

 このマッカランは全部で24本しか生産されておらず、12本には英国人アーティストのピーター・ブレイク(Peter Blake)氏が、残る12本にはイタリア人アーティストのバレリオ・アダミ(Valerio Adami)氏がデザインしたラベルが貼られている。今回落札されたのは、アダミ氏が手掛けたラベルのもの。

 24本のうち何本が現存しているかは不明だが、1本は2011年の東日本大震災でだめになり、もう1本は開栓されて飲まれたとされる。
【翻訳編集】AFPBB News