2016年4月の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城は、2021年の一般公開を目指して復旧工事が進められている。

2016年5月20日、ツイッターには、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題になっている。

写真は復旧工事中の熊本城の写真だ。「熊本城が異次元の姿に変身していて衝撃」というコメントも添えられている。

このツイートには、4万を超える「いいね」が付けられ、現在も拡散中だ。

「中からロボットや宇宙戦艦が出てきても驚かない」?


復旧工事中の熊本城熊本城公式facebookページより)

ツイッターに寄せられた復旧工事中の熊本城の様子を見てみよう。

「大天守の屋根の大部分を観ることができました」「熊本城の大天守はちょうど工事の囲いが取れて新しいしゃちほこが見えるタイミングだったらしい」という報告もあった。

熊本城の復旧工事は、大天守の屋根や最上部の外装工事が一段落したため、5月18日から足場の撤去作業が始まった。そのため大天守の最上部が姿を現し、しゃちほこ2体も確認できる状態になった。最上階に窓などを付けるため、足場は再び組み立られるというが、屋根が隠れることはないという。

ところが、ツイッターには意外な反応もあった。

「これは中からロボットや宇宙戦艦が出てきても驚かない」「トランスフォーム?」「人形ロボットに変形するトコですね」「変形してロボになりそう......カッコいい」などといった感想が相次いでいるのだ。アニメ好き、合体ロボ好きをいたく刺激したらしい。


復旧工事中の熊本城熊本城公式facebookページより)

もちろん、ロボットや宇宙戦艦が隠れているわけではないし、トランスフォームする予定もない、念のため......。

熊本城の公式facebookページには、5月24日、次のような記事が投稿されている。

【大天守の屋根が1年ぶりに見えるようになりました!】
熊本城大天守の最上階部分の屋根の修復が終わり、2018年5月19日に足場が解体され、しゃちほこが乗った屋根がはっきりと見えるようになりました。
大天守は2019年度に外観復旧し、日曜、祝日限定で天守前広場などからの観覧できるようになります。2021年度には小天守の外観と大小天守の展示工事が完了し、天守閣が復旧します。

復旧工事中の熊本城熊本城公式facebookページより)