無料で12億円以上の予算をかけて開発したゲームの素材データを全て提供するとEpic Gamesが発表
2016年8月にEpic Gamesよりオープンベータ版の提供が開始されたオンラインバトルゲームの「Paragon」ですが、正式版の登場を待たずして2018年4月26日(木)にサービスの終了が決定しています。そんな悲劇のゲームParagonを生み出したEpic Gamesが、1200万ドル(約12億8000万円)の予算を投じて作られたParagonのキャラクターデータなど全ての素材データをUnreal Engine 4(UE4)の開発者向けに無料で提供すると発表しました。
https://www.unrealengine.com/en-US/blog/epic-games-releases-12-million-worth-of-paragon-assets-for-free
ダウンロード可能な素材はおおまかに分けると「キャラクター」と「環境データ」の2つ。
◆キャラクター
ダウンロード可能なキャラクターデータは全部で20体。すべてのデータにはキャラクターのベースメッシュ、テクスチャデータ、VFX、アニメーションサイクル、Sound Cue付きのダイアログが含まれており、登場キャラクターの色違いのものなども入手可能です。
Epic Gamesによると、初めてParagonのキャラクターを別のゲームに追加するときは、アニメーション用のブループリントが付属している「Shinbi」から始めるのがオススメだそうです。
◆環境データ
ゲーム内に登場するAgoraとMonolithマップの1500を超える素材データが含まれています。
これらの素材データは以下から入手することが可能です。
Unreal Engine | $12,000,000 of Paragon content for FREE
https://www.unrealengine.com/ja/paragon
Epic Gamesによると、2018年の春から夏までの間に、さらに数百万ドル(数億円)相当の追加の素材データが公開される予定とのことです。