宇野昌磨(写真:Getty Images)

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19日放送の「NEWS ZERO」(日本テレビ系)で、フィギュアスケートの宇野昌磨が、メインキャスターの嵐・櫻井翔の経験談に共感した。

番組では櫻井が、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックのフィギュアスケート男子で銀メダルを獲得した宇野にインタビューをした。

宇野は、今回のオリンピックについて「小さいころに思っていたオリンピックというものとはすごくかけ離れていて。特別なものだとはすごく思っていたけど、最後まで何も特別というものを感じなかった」と明かす。そのため「メダルを取っても他の試合とあまり違いを感じられない」と感想を述べていた。

これに対し櫻井は、自身の経験談を語り始める。櫻井は昔、「目標設定」をしていたという。ところが目標設定に意味がなくなり、「目の前のことをひとつひとつやってることでしか、その先の道って開けない」と思うようになったというのだ。

櫻井の話を聞いた宇野は、「ホントにそのとおり」と共感。また、宇野は幼いころに周囲がオリンピックについて語っていたために、オリンピックを意識していただけだったことを明かす。しかし、いろいろな技を覚えるようになり、「オリンピックでいい演技をしたい」と自ら思うようになったそうだ。その後、「いつしか目の前の試合にどんどん集中」していったことが「結果的に今に至る」ということだった。

最後に宇野は、ここ数年でフィギュアスケート男子のジャンプのレベルは上がっていることを実感しているそうで「僕も置いていかれないように、どんどん上を目指したい」と決意を語った。

その一方で、2022年の北京冬季オリンピックについては「自分がどのように心の変化があるかわからない」「どのような状況で迎えるかもわからない」とし、「そのときの全力を僕は出してると思います」と慎重な姿勢も見せていた。

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