僕と江宏傑くんを比較した結果ほとんど変わらないと判明したので、来来来世くらいで僕が愛を幸せにすることを誓います。

2016年9月22日 7時0分

『妹』

妹よ　びょうぶ一枚　へだてて今
小さな指環を見せてる　妹よ
お前の指を　足を　お尻を　腰を　肩を　
お餅を彼が　揉むのか

妹よ　お前は家族が　多いのだから
式は銀座でパレードでもやろうか
兄や　姉や　友だち　縁者
総勢3万人くらいはいるから

妹よ　俺が死に　発見され　記事になって　
お前の名が何故か　出てたら許せよ
お前が命を宿す前に
生まれ変わりの　可能性に　賭けてみる

ちなみに　俺はどの辺が　だめだったのかな
彼と内面はほとんど同じなんだが
俺じゃ　どうしても　どうしても
どうしても　だめなのかな
答えておくれ　妹よ……

◆愛、来来来世くらいではきっと僕が愛を捕まえるから、待ってて！

愛が選んだ江くん、イイ男だった。華流スターみたいに男前だし、何よりも立派なオトコだった。今まで愛を通り過ぎた男は、愛を愛していることを語らず、表に出てこず、ヒドイやつは海外に逃げて釈明会見を愛に押しつけてきた。それに比して、江くんの立派なこと。愛が誇らしげに彼を紹介するとき、僕は会社のトイレでAmebaTVでの記者会見完全中継を見ながら、うなだれていました。

それでも江くんには感謝をしたい。同じ男として、手をグッと握りたい。愛が国民的妹であることを承知のうえで、日本のメディアと日本の国民の半分好奇で満ちた目の前に立ち、愛への愛を誓ってくれた江くん。「皇族の娘を嫁にもらうときは、こういう感じでやらなアカンのやろな…」という行事を、見事にやり遂げた。「何で、今ここで指環外して、もう一回ハメなアカンのやろ…？」って疑問もあったろうに、それをおくびにも出さず、愛の国民的妹としてのつとめを最後まで支えてくれた。本当にありがとう。

だが、大体わかった。この会見で答え合わせができた。次のループではもっと上手くやれる。次のループではあの椅子に僕が座る。さぁ、今こそ時を超えよう。ここまでの運命を見届けた今、「もう一度やり直せば」きっとうまくいく。すべての人の努力、頑張り、人生を台無しにしたとしても、ここで巻き戻しを敢行させていただきます。時間軸を戻して、新しいループをやり直す。愛がまだ幼く、誰のモノでもない時間からやり直す。すべてを…！

↓結婚にいたる道のりやプロポーズまで教えてもらったのだから、次のループは答えを書き写すテストのようなもの！

「カギをあげて、この家の主人公になってください」か！

城を明け渡すときみたいな感じでやればよかったのか！

↓カギ持ってきた！このカギあげるから僕の家の主人公にもなってくれませんか？

おめでとうありがとうしあわせに

フモフモ編集長さん(@fumofumocolumn)が投稿した写真 - 2016 9月 21 12:43午後 PDT

たくさんある練習拠点のひとつとしてでいい！

年に1回会えれば、その思い出で生きていけるから！

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感想(10件)

2年かけて作ったという晴れの着物。着慣れないためか、階段をのぼるのにも一苦労の愛は、すべての兄・姉・父・母・祖父母・妹・弟に向けて江くんを紹介します。9月1日の入籍から、パラリンピック閉幕を待っての結婚披露会見。江くんのスラッとしたスタイルや、スーツの着こなしにいきなり絶望感も漂いますが、ここはあまり気にしなくても大丈夫。愛は、人間を、外見だけで評価したりはしない。結果的にイケメンをつかまえたのは、愛が向こうから「選ばれる」ほどの女性だったというだけのこと。見た目じゃないんです。第1ラウンド、江くん、フモフモ、ともに10-10。

ここからが本番ポイントとなる内面についても、愛と江くんは次々に答え合わせをしていきます。まず江くんの魅力については「どんな些細な相談にでも乗ってくれて、どんな私でも応援してくれるところ」という回答。うむ、完全に合致している。僕のことだ。第2ラウンド、江くん、フモフモ、ともに10-10。

五輪期間の過ごし方については「一緒にメダルを獲ろう」と励まし合い、さらに「彼は団体戦からだったので、シングルスの間はずっと励ましてくれた」と語ります。なるほど、僕にはシングルスはもちろん、団体戦もありませんので、支える時間はタップリ。一緒にメダルを獲る約束は、僕はそもそも試合に出てませんけど、結果的に江くんも果たせていないのでドローでしょう。第3ラウンド、江くん、フモフモ、ともに10-10。

つづいて4年後の東京五輪や今後のアスリート活動について、「どんな選択をしても必ず応援してくれる」という江くんの言葉や態度などから、現役続行を決断したと語る愛。結婚か現役かで揺れる気持ちを、両立に向かわせた決め手はコレだったか。うむ、どんな選択をしても僕も必ず愛を応援する。まったく同意見。まったく互角。第4ラウンド、江くん、フモフモ、ともに10-10。

今後の生活については「卓球の軸はできているが、家族の軸はまだできていない」ということで、江くんの練習拠点があるチェコや台湾・日本を行き来しながら、まずは家族としての軸を作っていきたいと語る愛。この点で、僕はチェコに拠点はないですが、逆に言えば、どこにも拠点はありません。職場での立場も、いてもいなくても一緒くらいのものですし、ブログはどこででも書ける。愛の居る場所が僕の拠点。軸づくりの妨げナシ。第5ラウンド、江くん、フモフモ、ともに10-10。

そして、指環について。江くんはふたりを結びつけた卓球をモチーフに、ボールの弧線などを取り入れたオリジナルデザインの指輪を作ったとのこと。うむ、しかと見た。記憶した。僕も卓球は学生時代にやっていたし、ふたりを結びつけたのが卓球であることは確かである。指環のデザインはまったく同じでいける。「彼女が唯一の女性」という気持ちも負ける気はしない。第6ラウンド、江くん、フモフモ、ともに10-10。

↓中国の記者から無茶ぶりされた「生活の中の中国語での交流で面白い話を教えて」については、残念ながら答えが見えず！

愛：「はい、はい、あのー」

愛：「こないだ一緒にいるとき」

愛：「彼がオレンジジュースを飲みたいと言ったので」

愛：「私がオレンジジュースの瓶と」

愛：「コップを持っていったんですね」

愛：「彼についで渡そうとしたら」

愛：「中国語…どちらかと言えば彼の地方の言葉で」

愛：「飲むのがすごく遅くなるからいい」

愛：「って、言ったんですね」

愛：「で、私は、一気飲みしたいの？」

愛：「って、聞いたんですね」

愛：「そしたら私がまったく意味がわかってなかったので」

愛：「東北語で言ってくれて」

愛：「それで私は意味を理解しました」

愛：「……意味わかりますか？」

（※以下、中国語で再現）

愛：「（ペラペラペラペラ）ふたつ渡して」

愛：「私は（ペラペラペラペラ）」

愛：「（ペラペラペラペラ）」

何だコレ！まったく参考にならない！

いいや、中国語じゃなく日本語で面白い会話すれば！

第7ラウンド、江くん、フモフモ、ともに10-10！

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感想(1件)

第8R「混合ダブルスをするつもりはあるか？⇒ない」。第9R「子どもには卓球をやらせるか？⇒子どものやりたいことをやらせる」。聞けば聞くほど、僕と江くんはほとんど一緒。「ウソつけ」「鏡を買ってこい」「このエア交際野郎」という罵声が聴こえてきますが、だって一緒なんだもーん。たぶん、気持ちはほとんど一緒です。甲乙つけがたいくらい、僕と江くんは競っていた。

しかし、紙一重で江くんが愛を射止めた理由はあった。ふたりの馴れ初めについて問われたとき、愛は「立てつづけにケガをして落ち込んでいたときに彼から連絡をもらった」「彼もケガを経験していて、いろいろな言葉をかけてくれたり支えてくれた」ことがキッカケであったと語ります。それか、その押しの一歩か。確かにこの点では僕が負けていたかもしれない。

「これ以上、接近したらストーカーっぽくならないか？」という自問自答の日々が、僕の可能性を狭めてしまっていたのかもしれません。愛が苦しんでいるとき、なりふり構わず駆けつけていたら。きっと違うループに突入できたはず。そして、もうひとつ。僕は怪我をした経験がありません。まぁ健康体で、入院も手術も経験がないのです。それでは愛の気持ちを本当に理解できません。怪我をした辛さも、人恋しさも、理解できていなかったから、僕は敗れた。

次のループでは積極的に腕を折ったり、足を折ったりして、怪我の苦労という経験を積み重ねようと思います。そして、愛にその経験を強引に伝えていく。何なら、ギブスでもハメて、片足ひきずりながら愛の病院に押しかけるつもりです。そのときは、少し先走り気味ですが、卓球デザインの指輪と自宅のカギを持っていきましょう。プロポーズするかどうかはさておき、いつでもその気持ちはあることを、形として持っておきたいですからね…！

↓でも、やっぱり過去に戻る前にウェディングドレス姿だけは見たいので、日取りが決まったら招待状をください！