説明なく当日ドタキャンの印西花火大会について市が謝罪 「安全にお帰り頂くことを最優先に考えた結果」
千葉県印西市は31日、説明なく急遽中止した「印西市市制施行20周年記念花火大会（印西花火大会）」について、ホームページで中止理由を説明し、謝罪した。
印西市は、「当日、花火打ち揚げ業者の作業が遅延していたため、ギリギリまで作業の完了を待ちましたが、完了しないことから」と準備の遅れがあったことを明かし、中止の判断は「その後の天候の悪化の予報を受け、交通規制終了までの時間内に、ご来場いただいた皆さまに安全にお帰り頂くことを最優先に考えた結果」と説明。このような事態に至った原因については現在調査中で、詳細がまとまり次第報告するとした。
さらに、「大会開催に先立ち、多大なご寄付をいただいた皆さまや当日の悪天候の中、打ち揚げを待ちわびていた皆さまには、大変なご迷惑をお掛けしてしまったことを、深くお詫びいたします」と謝罪した。
千葉日報によると、花火大会中止の案内は、開始時間から約40分後に発表された上、正式な理由説明が行われなかったという。この市の対応について市民から疑問視する声が上がっているとしていた。
