「727」看板(楽天BLOG「Brilliant Things」より)

「727」という数字だけの看板を、新幹線の窓から見たことはないだろうか。ある人が数えたところ、東京〜大阪間に17枚立っていたという。「いったいあれは何だ?」「秘密結社か何か?」「ボーイング727と関係ある?」など、噂は噂を呼び、「新幹線から見える謎の看板」として話題となっている。

その看板がデザイン変更するらしい。謎の看板が、謎の予告?なんだ、そりゃ?

「727」看板のデザイン変更、日時も場所も、謎?


セブンツーセブン ウェブサイトより

あの看板は実は、大阪市中央区に本社を置く株式会社セブンツーセブンの野立て看板だ。同社は1945年に創業した化粧品メーカーで、全国の美容室を対象に化粧品を販売している。通常の店頭にはなく、契約美容室のみの販売のため、一般にはあまり知られていないが、業界での知名度はきわめて高いという。

一般向けの宣伝媒体は、例の新幹線沿線に展開する野立て看板だけと徹底している。新幹線をひんぱんに利用するビジネスパーソンや旅行客に、とくに絞り込んで訴求する広告手法で、「727」への関心や知名度はかえって高まっているようだ。

2015年12月23日、同社から「野立て看板『727』のデザインを数基限定で変更する」と発表された。しかし設置は12月下旬、どんなデザイン案になるかも、まだ公表されていない。謎の予告である。

新幹線で帰省する人は、窓の外にぜひご注目を。もし撮影出来たら、編集部ツイッター(@Jtown_net)やメール(toko@j-town.net)でご一報いただけると幸いだ。