大の字に寝る。子どもの頃、畳の上で大の字になって寝て、ウトウトしたという経験はないだろうか。思いっきり手足を伸ばして横たわると気持ちがいいものだ。人はだれでも大の字のような楽な姿勢でいるとき、安らぎを味わうだろう。それは、いちばん楽な姿勢を見出せば幸せになれるということ。本当の幸福のカタチは「大の字」にある。そんなことを説く『大の字の話 いちばん楽な姿勢』(加島祥造/著、飛鳥新社/刊)は、自然