大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の番付が東幕下筆頭に降下した元大関の朝乃山(高砂)が29日、福岡市内の部屋で約2年ぶりとなる黒まわし姿で稽古した。名古屋場所で左膝前十字靱帯(じんたい)断裂などの大ケガを負い、7月末に手術。西十両3枚目で迎えた秋場所を全休し、不祥事による出場停止から復帰3場所目だった22年九州場所以来2年ぶりに関取の座を失った。稽古で幕下以下の力士が締める