2021年10月に発生した北朝鮮・咸鏡北道(ハムギョンブクト)の清津(チョンジン)化学繊維工場の爆発事故では、7人が重軽傷を負った。工場内の朝鮮労働党委員会から「技術革新案を出せ」と迫られ、急いで実験を行った結果だった。政府は、化学試験場の所長と実験担当の研究者の2人を拘束し、咸鏡北道安全局(県警本部)に身柄を移したが、事件からちょうど2年経った今月、処分が下された。現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。所