人生100年時代の高齢世代に必須なのが「うつ」「認知症」対策。いずれも原因として動脈硬化や慢性炎症が大きく関わっている。諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんは「知り合いの編集者は筋トレで軽度認知症(MCI)から回復した。世界的に、運動の認知症予防・改善効果への関心が高まっている」という──。(第2回/全2回)※本稿は、鎌田實『介護の世話にならない 鎌田式「90歳の壁」を元気に乗り越える5つの極意』(エクスナレッジ