21日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比93円安と反落した。ただ、一時2万8700円台まで上昇し年初来高値を更新するなど、相場の底堅さを示した。今週は18日に3月9日につけた2万8623円を抜き年初来高値を更新。昨年8月以来、約8カ月ぶりの水準に値を上げた。 特に注目されたのは、4月第2週に海外投資家が現物で1兆494億円と9年半ぶりの買い越しとなったことだ。有力エコノミストは「春闘で予