プロ野球・千葉ロッテマリーンズは、球団設立以来50年間、ずっと赤字(単体)だった。だが、2018年に球団創立以来初の単体黒字を達成した。元銀行マンで、2014年から社長として再生を手がけた山室晋也さんは「以前はマリーンズブランドを自覚している社員が一人もいなかった。社内で徹底的に話し合い、『3つのブランド』を明確化することから始めた」という――。※本稿は、山室晋也『経営の正解はすべて社員が知っている』(ポプ