夫に先立たれた80歳のベテラン作家が、家族の軋轢から“終の棲家”を家出。ネットカフェ難民になったり、恋に落ちたりしながら、老後に立ちはだかる孤独死、認知症、入居拒否などのさまざまな壁を乗り越えていくコミック『傘寿まり子』(講談社刊)がいま、話題に。今年5月には第42回講談社漫画賞(一般部門)を受賞。パワフルなおひとりさまシニア・幸田まり子の冒険ストーリーは、女性たちから広く共感を集めている。高齢社