AFX通信によると、欧州中央銀行のトリシェ総裁は18日、欧州議会の講演のなかで、「ECBは2年半ほど金利を歴史的に低い水準に据え置いてきたたが、理事会では金利政策に対し決断する用意がある」と述べ、利上げの環境が整っているとの見方を示した。そのうえで、金融緩和の一部を解除する必要があると述べたうえで、高金利は持続的成長やユーロ圏の雇用創出に寄与するとの見方を示した。【了】