遅きに失した感は否めない。だが、動かないよりは明らかにいい。4月9日、日本サッカー協会はヴァイッド・ハリルホジッチ日本代表監督を解任した。同日の記者会見に臨んだ田嶋幸三会長は、「W杯での成績を数パーセントでも上げていきたいということ」と話した。解任へ踏み切っていいタイミングは、これまでにもあった。昨秋以降はいつ解任してもおかしくないぐらいだった。昨年10月には、W杯に出場できないニュージーラン