農林水産省は、海外展開に向けた植物品種の知的財産権保護を急ぐ。イチゴの「とちおとめ」やブドウの「シャインマスカット」など、日本で開発された優良品種が海外で無断栽培され、アジア市場で安い値段で流通しているため、これを放置すれば政府が掲げる農産物の輸出拡大にも重大な障害となるため対策を急ぐ。農業試験場や種苗会社、個人業者などが自前で開発した品種を海外で登録する際、必要な費用を助成する。折しも韓国で