「気の緩み」を反省した鹿児島実マウンドに集まる鹿児島実ナイン準決勝2試合目は鹿児島実と樟南の「伝統の一戦」。鹿児島実は背番号20の右腕・川越彪(3年)、樟南は左腕のエース谷口佑歩(3年)。両先発の好投で4回までは両者ゼロ行進が続いた。均衡が破れたのは5回、鹿児島実は2番・井戸田 智也(3年)のレフト前タイムリーで先制する。その裏樟南は、二死満塁とチャンスを作り、2番・石澤凛太郎(2年)、3番・松〓仁龍