Amazon、Android 4.4 KitKatベースの最新「Fire OS 4」を搭載し、より高性能で軽量になったタブレット「Fire HDX 8.9」を発表!国内でも11月4日に発売予定

Amazonが新しいタブレット「Fire HDX 8.9」を国内で11月4日に発売!

アマゾンジャパンは18日、同社が運営するオンラインストア「Amazon.co.jp」などにおいてタブレット「Fire HDX」シリーズの新しいモデルとして最新プラットフォーム「Fire OS 4(Sangria)」を搭載した8.9インチモデル「Fire HDX 8.9タブレット(ニューモデル)」を日本国内で販売すると発表しています。

すでに予約が開始されており、価格は16GBモデルが40,980円(税込)、32GBモデルが47,180円(税込)、64GBモデルが53,280円(税込)。発売日は2014年11月4日(火)を予定しています。




今回発売されるFire HDXシリーズは海外でも現地時間17日に発表されたもので、新たにAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)をベースにした最新プラットフォームのFire OS 4(Sangria)を採用し、2.5GHzクアッドコアCPUおよびAdreno 420 GPU(Qualcomm製Snapdragon 805「MSM8084」)、2GB内蔵メモリー(RAM)を搭載するなどのスペック向上が行われており、前モデルよりもCPUで15%、GPUで60%の高速化が行われています。

ディスプレイは8.9インチWQXGA(2560×1600ドット)液晶で339ppiで、ディスプレイの表面は強化ガラス「Gorilla Glass」で覆われており、傷がつきにくくなっています。

最近の流れであるディスプレイの周囲の縁(ベゼル)が細くなっており、すっきりしたデザインでより小型化されているほか、軽量デザインを実現するためにタッチスクリーンのレイヤーをガラスディスプレイに統合しているとのこと。

さらにマグネシウムとレーシングカーにも使用されるガラス繊維強化ナイロンにより、新しいマグネシウムユニボディーを採用。これによってサイズは約231×158×7.8mm、約375gと軽量薄型でありながら耐久性に優れたタブレットとなっています。

内蔵ストレージは16GBおよび32GB、64GBの3種類用意。通信は2.4GHzおよび5.xGHzデュアルバンドのHT80 MIMOに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)によって最大600Mbpsで利用可能。

その他の仕様では800万画素リアカメラ(1080p HDビデオ撮影およびLEDフラッシュ、手ブレ補正、HDRなどに対応)、HDフロントカメラ、Dolby Audio X2対応(5.1ch)、モノラルスピーカー、マイク、最高12時間(書籍のみの場合18時間)持つバッテリーなどとなっています。

Fire OS 4ではCPUのパフォーマンスを自動的に向上させるタッチ・ブーストなどの新機能でスピードも滑らかさも最適化し、SmartSuspendが搭載されたFirePowerはワイヤレス接続をオフにするタイミングを記憶し、スタンバイ時のバッテリー消費を最低限に抑えられるようになったとのこと。また、ASAP(Advanced Streaming and Prediction)にも対応しており、好みを学習して事前にAmazonインスタント・ビデオの映画やTV番組のバッファリングを開始し、再生ボタンを押すとすぐに映像がスタートするようになっています。

この他、クイックメニューからワンタップで専門スタッフによるビデオ通話でのカスタマーサポートが受けられる「Mayday」機能が提供されます。



記事執筆:memn0ck


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