妻の母親をレイプして殺害した男 (画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット)

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性衝動のはけ口に、よりによって自分の義母を選ぶとは…。64歳になる妻の母親を激しい性行為により死なせた卑劣な男に、裁判所の陪審員らは断罪した。男の趣味は暴力的なレイプのビデオを鑑賞することであったという。

英ロンドン・ニースデンで性暴力により義母を死なせた32歳のモハンムド・ユスフに対して、オールド・ベイリー裁判所の陪審員らはこのほど全員一致で終身刑の評決を下した。ユスフは重度の性依存症(セックス依存症)。昨年10月、64歳の義母アモエ・スティーヴンスさんに激しい性的暴行を加え、その後に訪問した介護ヘルパーが血だらけのアモエさんを発見して病院に搬送したが、死亡が確認された。

事件当時、隣の部屋にはユスフの幼い息子2人が寝ていた。祖母であるアモエさんの悲鳴に2人は目覚めたとして法廷でも証言台に立ったが、事件後は精神的なショックからそれぞれに苦悩を抱え、自傷行為もみられるという。ユスフはポルノ鑑賞が趣味で、携帯電話とパソコンのデータからは乱暴なレイプ、近親相姦の作品が特に好きであったことも発覚。最愛の母親を殺され、なんとも情けない夫は刑務所へ。ユスフの妻マーガレット・スティーヴンスさんはその評決にただ泣くばかりであった。最終判決は数日以内に判事から言い渡されるが、やはり終身刑との見方が強い。

主観の相違もあり、ポルノ鑑賞などへの関心の強さについては線引きが難しく、患者を前にしても病的レベルか否かの判断は専門家でも悩むといわれるのがこの“性依存症”。5年ほど前のプロゴルファー、タイガー・ウッズの愛人3ケタ騒動で認知度がアップしたが、第42代アメリカ大統領ビル・クリントン氏や俳優マイケル・ダグラスなども同病を公表し、リハビリ施設で専門的な治療を受けたことがある。

※ 画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)