「大きなともだち」だって「永遠のともだち」プリキュアNewStage3作一気上映イベントレポ
公開中の「映画プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち」。単体としても見ることができるが、これまでの「NewStage みらいのともだち」「NewStage2 こころのともだち」を見ているとより楽しめる。三作通してつながっていて、一つの物語として完結している。いわば三部作の完結作だ。
「NewStage3」(NS3)を見ると、「NewStage1」(NS1)と「NewStage2」(NS2)を見たくなる。3月26日から3月28日の三日間、「NewStage」シリーズの3作一気上映イベントが新宿バルト9で行われた。
チケットは即日完売。実はこのイベント、終了が午後11時を過ぎてしまうため、18歳未満は入場できない。つまり、会場にいるのは全員大きなお友達。
司会(「まろさん」としておなじみの、いつもプリキュアイベントの司会を務めている寺迫麿さん)が優しく観客をイジる。
「『NewStage 大きなともだち』ですね!」
プリキュアシリーズは小さい子供たちのもの。大人のプリキュアファンは「大好きだけど、女児先輩の邪魔をしてはいかん!」という気持ちでプリキュアを応援している。
でも今日は違う。
ふだんは中学生未満にしか配られない「ミラクルライト」(ピンチのプリキュアを応援するアイテム)を思いっきり振って、「プリキュア、がんばれー!」と大声をあげることができるのだ!
声優陣の日替わりトークイベントも同時に開催。最終日の28日に登壇したのは、生天目仁美(キュアハート)、福圓美里(キュアハッピー)、金元寿子(キュアピース)、井上麻里奈(キュアマーチ)。「スマイルプリキュア」と「ドキドキプリキュア」から4人。
プリキュアのキメ台詞を織り交ぜた挨拶をすると、客席から元気な返事が。みーんな大人の声だ! 客席とのやりとりの雰囲気もいつもと違う。
生天目は「NewStage2」ではいちばんの後輩プリキュア。1年経ったNS3では、「ハピネスチャージプリキュア」を迎えて先輩となっている。先輩から後輩へのバトンタッチ、プリキュアたちの成長は、オールスターズ映画に欠かせない要素だ。
生天目「NS2のときは自分が新人だったから、先輩たちに暖かく迎えてもらっても輪の中に入っていいのかわからなかった。でも、1年経ったNS3のアフレコでは『私、ここにいてもいいんだ!』って思えました」
福圓「NS2のスマイル先輩は輝いてる! ハッピーが『ハートに伝えて』って言うシーンは、何回見ても泣いちゃう。『NewStage1』のときはキュアメロディ先輩にヘコヘコしてたハッピーが、1年経って慈愛あふれる感じになってた」
先輩プリキュアとしての貫禄を見せたスマイルの面々。……でも、NS3ではちょっとコミカルな役回りだったような……?
金元「ピースはですね、三作通して『逃げる』って役回りなんです! 三作全部で逃げてる。しかもNS3ではレモネードさんと一緒にっ」
福圓「成長したと思ったけど、NS3では戻ってた!(笑)小川監督からは『ああいう役回りでごめんなさい!』って謝られました……」
ちょっとしょげる福圓を「共感しやすいよね!」「あー、私たちのハッピーだ!ってなった!」と口々にフォローする金元と井上。この辺のチームワークが「スマイル」らしい。
生天目「『ハピネスチャージ』の2人が自分の子供みたいに思える。『ドキドキ』が終わって寂しいはずなのに、嬉しい気持ちもあった」
金元「終わったばかりのころはあんまり実感がなくて。1年くらい経って、『あれっ、終わってる……さびしいな……』ってなった」
福圓「マイペースだ!」
井上「NS2のアフレコ日が『スマイル』の最後のオンエア日で。見てから行くと寂しくなってしまいそうだから、見られなかった。早くアフレコに行って、みんなに会いたかったです」
気になるのは、来年以降のオールスターズ映画がどうなるのか。「NewStage」シリーズは完結と銘打たれている。声優陣の中でも「来年どうなっちゃうんだろう!?」と話題になるのだとか。
井上「とにかく、プリキュア全員が出て欲しい! 出られなかったメンバーは悲しんでいるんです」
福圓「今回は『ちなみさんをなぐさめる会』を開いたよね」(※西村ちなみが演じるキュアビューティは、NS3に登場はするが台詞がない)
井上「もちろん、全員出すのはすごく大変だと思うんですけど……プリキュアが半々に分かれてチーム対決。敵としてじゃなくて、平和に対決するんです。ファッションショーや運動会とかで!」
福圓「1時間話し合った!」
いかがでしょうか、東映さん!
(青柳美帆子)
「NewStage3」(NS3)を見ると、「NewStage1」(NS1)と「NewStage2」(NS2)を見たくなる。3月26日から3月28日の三日間、「NewStage」シリーズの3作一気上映イベントが新宿バルト9で行われた。
チケットは即日完売。実はこのイベント、終了が午後11時を過ぎてしまうため、18歳未満は入場できない。つまり、会場にいるのは全員大きなお友達。
「『NewStage 大きなともだち』ですね!」
プリキュアシリーズは小さい子供たちのもの。大人のプリキュアファンは「大好きだけど、女児先輩の邪魔をしてはいかん!」という気持ちでプリキュアを応援している。
でも今日は違う。
ふだんは中学生未満にしか配られない「ミラクルライト」(ピンチのプリキュアを応援するアイテム)を思いっきり振って、「プリキュア、がんばれー!」と大声をあげることができるのだ!
声優陣の日替わりトークイベントも同時に開催。最終日の28日に登壇したのは、生天目仁美(キュアハート)、福圓美里(キュアハッピー)、金元寿子(キュアピース)、井上麻里奈(キュアマーチ)。「スマイルプリキュア」と「ドキドキプリキュア」から4人。
プリキュアのキメ台詞を織り交ぜた挨拶をすると、客席から元気な返事が。みーんな大人の声だ! 客席とのやりとりの雰囲気もいつもと違う。
生天目は「NewStage2」ではいちばんの後輩プリキュア。1年経ったNS3では、「ハピネスチャージプリキュア」を迎えて先輩となっている。先輩から後輩へのバトンタッチ、プリキュアたちの成長は、オールスターズ映画に欠かせない要素だ。
生天目「NS2のときは自分が新人だったから、先輩たちに暖かく迎えてもらっても輪の中に入っていいのかわからなかった。でも、1年経ったNS3のアフレコでは『私、ここにいてもいいんだ!』って思えました」
福圓「NS2のスマイル先輩は輝いてる! ハッピーが『ハートに伝えて』って言うシーンは、何回見ても泣いちゃう。『NewStage1』のときはキュアメロディ先輩にヘコヘコしてたハッピーが、1年経って慈愛あふれる感じになってた」
先輩プリキュアとしての貫禄を見せたスマイルの面々。……でも、NS3ではちょっとコミカルな役回りだったような……?
金元「ピースはですね、三作通して『逃げる』って役回りなんです! 三作全部で逃げてる。しかもNS3ではレモネードさんと一緒にっ」
福圓「成長したと思ったけど、NS3では戻ってた!(笑)小川監督からは『ああいう役回りでごめんなさい!』って謝られました……」
ちょっとしょげる福圓を「共感しやすいよね!」「あー、私たちのハッピーだ!ってなった!」と口々にフォローする金元と井上。この辺のチームワークが「スマイル」らしい。
生天目「『ハピネスチャージ』の2人が自分の子供みたいに思える。『ドキドキ』が終わって寂しいはずなのに、嬉しい気持ちもあった」
金元「終わったばかりのころはあんまり実感がなくて。1年くらい経って、『あれっ、終わってる……さびしいな……』ってなった」
福圓「マイペースだ!」
井上「NS2のアフレコ日が『スマイル』の最後のオンエア日で。見てから行くと寂しくなってしまいそうだから、見られなかった。早くアフレコに行って、みんなに会いたかったです」
気になるのは、来年以降のオールスターズ映画がどうなるのか。「NewStage」シリーズは完結と銘打たれている。声優陣の中でも「来年どうなっちゃうんだろう!?」と話題になるのだとか。
井上「とにかく、プリキュア全員が出て欲しい! 出られなかったメンバーは悲しんでいるんです」
福圓「今回は『ちなみさんをなぐさめる会』を開いたよね」(※西村ちなみが演じるキュアビューティは、NS3に登場はするが台詞がない)
井上「もちろん、全員出すのはすごく大変だと思うんですけど……プリキュアが半々に分かれてチーム対決。敵としてじゃなくて、平和に対決するんです。ファッションショーや運動会とかで!」
福圓「1時間話し合った!」
いかがでしょうか、東映さん!
(青柳美帆子)