加入申し込み書類をコピーの裏紙に…韓国携帯電話会社のずさんな個人情報の管理に非難殺到

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住民登録番号や口座番号など重要な個人情報が記載された書類を、求人募集の裏紙として再利用した上、街中に貼り出した韓国の携帯電話会社の代理店がインターネットユーザーから非難を浴びている。

韓国のインターネットコミュニティーサイトに16日、「加入書類を破棄せずに個人情報を広く公開」というタイトルのスレッドが立った。そこに掲載されていた写真には、「勤務地域」「資格条件」「勤務日数」など携帯電話の販売員を募集するチラシが写されていた。

しかし、チラシを裏返すとなんと誰かの個人情報が…。名前、連絡先、住民登録番号、預金主、口座番号、日付、サインなど携帯電話会社に加入する際、記入されたとみられる個人情報がまるまると載っていた。

投稿したネットユーザーは「今日出勤する時に家の前の電柱に何か貼られていたのでよく見てみたら、携帯電話の販売員を募集する求人広告だった」、「広告に使用されていた裏紙は、個人情報がすべて記入された加入申し込み書類だった」と指摘した。

これが明らかになると、インターネット上には求人広告を制作した携帯電話会社の代理店を非難するコメントが殺到。「悪用されかねない」「代理店は個人情報を破棄するのが普通なのに裏面として活用した挙げ句、街中に貼るなんて大問題だ」「衝撃だ」などとずさんな管理態勢を非難した。

・参照:DCニュース
・参照:NewTimes

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