【仏国ブログ】日本食人気を背景に、日本の料理漫画にも関心
料理の話題を扱うフランス人のブログ「Fetes Gourmandes」では、日本の料理に関する漫画を紹介している。
筆者は、日本の漫画は性別・年齢・社会的地位を問わず、読者層が広く、作品のテーマも多岐に渡っていると紹介。この中には、料理を主題とした漫画も存在しており、食材などを含む料理一般を扱うもののほか、調理の方法やレストランなど内容はさまざまだと説明している。
筆者は3月16日から4日間にわたってパリで開催されたフランス最大の書籍見本市「サロン・デュ・リーブル」に訪れたという。そこでは、日本の書籍のブースも公開され、筆者は料理をテーマにした漫画作品を実際に見ることができたとつづっている。
若年層向けの少年漫画では、才能ある主人公がさらに腕を磨いていく内容や、成人向け漫画では料理や調理に関する本物のノウハウが描かれており、対象の読者層によっても話の流れが異なるようだと述べている。
筆者は、フランス語版が出版されている日本の料理漫画を3作品紹介している。少女向けのお弁当作りをテーマにしたものをはじめ、レストランのフードアドバイザーが主人公でレシピなどを教える内容のもの、またサラリーマンが一般的に食されている日本食を食べながら、思いにふけったりする内容のものを取り上げている。
フランスで人気のある弁当や日本食をテーマにした作品に高い関心を寄せている様子がうかがえる。（編集担当：山下千名美・山口幸治）
