いよいよ明日30日、プロ野球が開幕する。大型補強に成功し、今季の大本命とされる巨人はヤクルトを東京ドームで迎え撃つことになるも、ヤクルトのチームリーダー・宮本慎也は並々ならぬ決意でシーズン開幕に臨む。

28日深夜、日本テレビ放送「NEWS ZERO」では、18年目のシーズンとなる41歳の大ベテラン、そして、2000本安打まであと25本に迫った宮本の声を伝えた。

今年1月、巨人の坂本勇人を自らの合同自主トレに参加をさせ、宿敵に守備を指南したことで一部のファンから疑問の声も挙がっていた宮本。番組のカメラに「賛否両論あったみたいですけど」と切り出すも、「僕は球界全体がレベルアップして、坂本がレベルアップすれば、うちがレベルアップすればいい話なので。自主トレを一緒にやったからって、じゃあ、グラウンド上で仲良くやるかなんてあり得ないこと。僕らもプロなのでいざ勝負になった遠慮するかって絶対ない話」と、雑音を一蹴する。

また、「42歳のシーズンですよ。成績残らなければ契約も切られますし、当然辞めないといけない状況になるので、もしかしたら最後になるかもしれないという気持ちでは臨もうと思っています」と決意を述べる宮本は、「若い子たちがいつまでも宮本じゃダメだと。俺らがやるんだという気持ちになってほしい。理想では言ってるんですけど、若い子とポジション争いして、それに敗れて、今年優勝して辞めれたら一番カッコいいなと思ってるんですけどね」と自身の引き際についても言及した。

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