世界各国を旅行中のフランス人女性のブログ「Planete　Magali」では、日本を旅行して抱いた印象をブログにつづっている。

　筆者は、浅草の浅草寺や三鷹の森ジブリ美術館を訪れ、それぞれ思い出に残る体験をしたという。しかし、筆者は普通に街を歩いている時にこそ、日本の独特な文化が感じられたようだ。

　一番印象に残ったのは、日本の清潔さだと記している。地下鉄を利用した際にも、係員が清掃を行っており、清潔さを保つための努力が行われていると感じている。また、ゴミ箱が見当たらないにもかかわらず、日本の街は、清潔だったと記している。これは、一見矛盾しているようだが、ゴミ箱がない場合には、路上で食べ物を食べるといった、廃棄物が発生する行動を避けることにつながるのかもしれないと述べている。

　また、日本の街は、かわいらしくデコレーションされていたという。ブログには、建設中の東京スカイツリーの建築現場の囲いに、池で泳ぐあひるのイラストが描かれている様子の画像を掲載している。フランスでは、このような囲いにイラストが描かれていたりすることはまずないため、通常ならば無味乾燥になるような部分にも工夫があると感じたようだ。

　そして筆者の目についたのは、日本人のマナーだという。日本人は礼儀正しく、他人に迷惑をかけないようにすることが、徹底していると感じた。東京では、とても人が多かったにもかかわらず、混乱がなく、また自動車も多かったが、警笛が鳴らされることはほとんどなく、大変静かだったと印象をつづっている。

　筆者にとって、さまざまな発見ができた日本は、これまで旅した国の中でも、好印象だった様子がブログから伝わってくる。（編集担当：山下千名美・山口幸治）



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