81分、足にスライディングタックルしたLODEIROに二枚目の警告で退場に。本人やピッチ上の選手たちが納得していたように妥当な判定だ。

 87分、アンリのシュートが手に当たったとフランスがアピールするがノーファウル。スローで見ると腕が体についており、見事な判定といえる。

 92分、蟹バサミのような格好でタックルしたため、ボールにもふれたがウルグアイファウルをとる。
 さらになかなか壁に下がろうとしないLUGANO警告。時間稼ぎやリズムを崩すのがみえみえなため妥当な判定で、良いカードマネジメントといえる。

 妥当に試合を終わらせたし、画面にもしっかりと入っていたが、決勝トーナメント割当を争うのはロゼッティ氏やハワードウェブ氏、マーティンハンソン氏など欧州チャンピオンズリーグ常連主審ばかりだ。
 試合でたとえれば西村チームは勝ち点1を手にしたというところか(彼らなら3を手にしてくる)。次、勝ち点3クラスのレフェリングをみせれば、決勝トーナメント割当(現在、上川徹氏の3位決定戦のみ)は間違いない。
 もちろん、レフェリー、特に西村は「選手のために走る」とそういった権威に興味を示さないが、日本人として彼らに期待せずにはいられない。


■採点:3

初戦でもあるし4と言いたい所だが、決勝トーナメント割当のためにも厳しく。次、採点4〜5なら、間違いなく決勝トーナメントのはず。


〜採点基準〜
5:彼なしに試合はありえなかった
4:普通に試合を終わらせた
3:ミスにも見えるシーンがあったが、試合に影響はなかった
2:試合に影響はなかったかもしれないが、カード・得点に対する微妙なシーンがあった
1:ミスから試合の流れを変えてしまった
0:試合を壊してしまった

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