Time Signal

写真拡大

ニコニコ動画(RC2)から採用された『ニコ割』といわれる動画に割り込む様に時報を流す機能が採用されニコニコ動画ユーザーからは「時報うぜー」「時報やめろ!」「時報自重」と言った声があがっている。

動画を集中してみている際に割り込まれたら確かに迷惑きわまりない機能である。ユーザーも“F5キー”を押して時報を回避したり『Proxomitron』での時報回避方法など試行錯誤しているようだ。

そんな、うざいと言われている時報が少し楽しくなったのだ。
4月13日、深夜2時にいつも通り時報は流れたのだが、その内容がいつもとは違うことに気づきトレビアンニュース記者は耳を疑った。
ポップで軽快に「に〜っこにこどうが♪」と歌う初音ミク。
これなら多少は聴いてみようという気になるかもしれない。

時報に使われた歌詞は以下の通りだ、

“に〜っこにこどうが♪
ちょっと時報が通りますよ

に〜っこにこどうが♪
F5を押して回避しないで

に〜っこにこどうが♪
ウインドウを開きすぎると

に〜っこにこどうが♪
こんな風になるから気を付けて

(以下、2時のお知らせ)”


曲名は『Time Signal』で、作曲は『19's Sound Factory』というサイトの管理人19(iku)氏だ。

どのような経緯で今回の少し楽しい時報を作ることになったのか、19氏にその辺りを聞いてみたぞ。

「作曲、採用に至った経緯を軽くですが…。元々サイトの方で曲を作ったりアレンジしたりしていました。
当方ニコニコ動画が好きで、よく楽曲を作ってはニコニコ動画にアップロードして、コメントでアドバイスを頂いたりしていました(当方プロの作家志望なもので…)。
ニコニコ動画に時報システムが導入され、その“に〜っこにこどうが”の部分を初音ミクが歌っていたので、アレンジして曲にしてみよう、と思ったのがきっかけです」


そう、元の時報も歌っているのは初音ミクなのだ。それをアレンジしてどうせなら曲にしてみようということで出来上がったのが、今回の"少し楽しい時報”だ。

その後実際に時報として使われた経緯を聞いてみると……

「1月の終わりに動画を投稿したところ、2月の上旬にドワンゴ様から『時報を楽しくしようという企画が持ち上がっている為、是非楽曲を使用したい』という内容のメールを頂きまして、お力になれるなら是非、と返答したところ、4月1日の7時の時報から採用されたみたいです。その間音沙汰が無かった為、当方その話はすっかり忘れていました…(笑)
いきなり時報で自分の曲が流れて、ああそういえば、と思い出しました」


投稿した動画が運営側の目にとまりそれが実際に時報採用へとなったようだ。その第一回目が4月1日の7時だった模様。
その後、話は着うた配信へと進み(これも同日)ダウンロード販売も開始している。
『に〜っこにこどうが♪』の着うたは少し欲しいかも……。

今回のように“少し楽しい時報”を今後も続けて欲しいものである(少しだけじゃなくて最高に楽しいものを!)。
19氏には今後も期待したいところだ。


▲時報に使われたもの。


▲オリジナルの『Time Signal』(作曲:『19's Sound Factory』の19氏)。


参照:19's Sound Factory

■オススメ! 最新人気トレビアンニュース
倉持結香 16歳の少女が痴漢撃退!
『モバゲー』内の暗黙のルール集
山手線をファミコン風音源で再現 ペンギンが可愛すぎる
京都映画村の公式キャラクターが激萌え!?
「かっこいいけど貧乏」と「ブサイクだけど金持ち」、付き合うならどっち?
青森県で建設中の“名も無き橋”が欠陥工事!?

■関連リンク
バックナンバー一覧
トレビアンニュースについて

トレビアンニュース