ストレートジーンズ/ダメージ

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―[メンズファッションバイヤーMB]―

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第581回もよろしくお願いします。
◆ユニクロ新作マストバイ

 今回はユニクロの「新作マストバイ」をご紹介! いよいよ晩夏から秋にかけての新作が店頭に並び始めました。

◆恒例ユニクロCラインの秋冬新作
・イージーケアソフトシャツ 3990円
・イージーケアソフトシャツ/チェック 3990円
  恒例となった「ユニクロ:C」ラインの秋冬新作。ユニクロの通常ラインよりも上質な素材使いと、トレンドライクなデザインやシルエットで人気を集めています。今回も定番のシャツを展開する……かと思いきや、大胆に方向転換してきました。

 以前はコットン素材を使ったオーバーサイズシャツが定番でしたが、今回展開しているのはポリエステルとレーヨンを使ったシルクタッチのもの。サイズ感もやや小さめに修正され、全体的に大人っぽいイメージに仕上がっています。

◆高級ブランドのシャツと見間違うばかり

 ストリート感のあった前作から一変、40代・50代でも抵抗なく着用できる上質シャツへと進化。「ポリエステルやレーヨンなんて、たかが知れてるでしょ?」と思うかもしれませんが、とんでもない。ハイゲージのウールのようなヌメり感と光沢があり、タッチも美しい。安っぽさは1mmもなく、高級ブランドのシャツと見間違うばかりの完成度です。

 さらに、ビジネスシャツのようなラウンドカットではなく、ボックスカットのカジュアルなシルエットに落とし込んでいるのも好印象。綺麗すぎるシャツは「仕事用」に見られがちなので、この程よいカジュアル感が絶妙です。チェック柄も今っぽいヴィンテージ風で、ブランド品として並んでいても違和感のない仕上がりとなっています。

◆ダメージモデルは相当お得!
・ストレートジーンズ/ダメージ 4990円
・ストレートジーンズ 4990円
 以前から「ユニクロ史上最高峰の出来」と評価されることも多かったJWアンダーソンコラボのデニム。今回ユニクロ:Cでも新作デニムが出ていますが、正直そちらよりも断然こちらがおすすめです。

 しっかりとヴィンテージ加工をかけて落ち感を強めたストレートシルエット。モモ周りのフィット感が少なく、デニムでありながら体型の崩れを拾いにくいのが、中年世代には嬉しい限りです。

 またダメージ部分は裏布をあててハンドでリペアしている手の込んだ作り。なぜダメージモデルと通常モデルが同じ値段なのか、全く解せません……つまり、ダメージモデルは相当お得! コットン100%の分厚いしっかりとした生地を加工し、さらにダメージ・リペアまで施してこの価格はちょっと衝撃的です。

◆今回は断然ダメージに軍配が上がる

 色合いも絶妙で、これ以上薄いとヤンチャ感や安っぽいイメージが強くなり、濃すぎると印象が薄くなってしまう。その絶妙なラインを攻めており、さすがデニムを作り慣れたユニクロといった印象です。ダメージに抵抗感がある人も多いでしょうが、今回は断然ダメージモデルに軍配が上がります。裏布が当ててあるため通気性なども問題なく、オールシーズン使えるのも嬉しいポイントです。

◆ローンチされた時は中途半端な太さだったが…
・タックリラックスワイドパンツ 4990円
 ユニクロ定番のワイドパンツ。最初にローンチされた時は「ワイドというか、ストレートだろ……」と思うほど中途半端な太さでしたが、マイナーチェンジを繰り返し、ついに完成型にたどり着いた印象です。

 裾幅こそそこまで広くないものの、トレンドのバレルシルエット(樽型)を取り入れ、わずかに膝回りに膨らみを持たせています。そのため、大人が穿けるルーズ感がしっかりとあり、今のトレンドにばっちり対応できます。