多くのレスラー仲間に見送られ、万感の引退となったSUWA

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3月11日(日)後楽園ホールで開催されたソウルコネクション主催『SUWA FINAL』。
デビュー10周年を迎え、今まさに円熟期を迎えたSUWAが、突然の引退を表明したのは昨年12月10日のノア武道館大会。あれから3ヶ月。SUWA自らがマッチメイクを行い、日夜その準備に明け暮れたという引退興行は、全ての対戦カードを事前発表しないシークレットな大会となった。

しかし、蓋を開けてみれば後楽園ホールには2100人、超満員のファンが集まり、かつての同志、ドラゴンゲートのCIMA、ドン・フジイをはじめ、高山善廣、鈴木みのるにノアの主力選手ら多くのレスラー仲間が試合やセレモニーに集結。SUWA最後の勇姿を見守った。

『SUWA FINAL』は、かつて一世を風靡した伝説のユニット、C-MAX(クレイジーマックス)の4人が一堂に会すというビッグサプライズで幕を開け、第3試合にはSUWAの師、ウルティモ・ドラゴンがその引退に花を添えると、セミファイナルでは高山&みのるのコンビに、主戦場としていたノアから斎藤彰俊、潮崎豪が出場。選手が登場するたびに満員のファンからは驚嘆の声があがった。

また、この日のメインイベントでSUWAが引退試合の相手に選んだのは、近藤修司。試合後、SUWAが「ヤツとなら遠慮無く出来る」と語ったように、試合は真正面からぶつかり合う大熱戦となった。結果こそ近藤のキングコングラリアットで見事に、そして壮絶に散ったSUWAだったが、試合後にはSUWAを慕う多くのレスラー仲間が駆け付け、SUWAの新たな旅立ちを見送った。全試合結果は下記の通り。

SUWA、近藤 試合後のコメント
名場面が蘇る『SUWA FINAL』フォトギャラーup!
メインイベント SUWA引退試合
×SUWA16分
片エビ固め
※キングコングラリアット
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近藤修司○
セミファイナル
○高山善廣
鈴木みのる
潮崎豪
18分47秒
高角度ジャーマンスープレックスホールド
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TARU
“brother”YASSHI×
斎藤彰俊
第3試合
新崎人生
○野橋真実
10分26秒
逆打ち
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ウルティモ・ドラゴン
リトル・ドラゴン×
第2試合
○アジャ・コング1分34秒
片エビ固め
※裏拳
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ランジェリー武藤×
第1試合
△SUWA5分終了
引き分け
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CIMA△