行くあてのない猫を保護した樹さんとパパさん夫婦。あれよあれよと猫は増え、いつしか11匹と2人の大家族に!そんな愛猫たちとの日々を、YouTubeチャンネル「にゃんかつ」で配信中。現在では登録者数が10万人を超え、世界中にファンがいるという。

【漫画】本編を読む

「にゃんかつ」は、そんな樹さんと猫たちの暮らしを漫画化したもの。保護猫の迎え方や多頭飼いの注意点など、猫が好きな人に役立つ知識やリアルな現実を届ける。

漫画を担当するのは、福島県の会津鉄道・芦ノ牧温泉駅の猫駅長をモチーフにしたコミック「にゃん旅鉄道〜さくらの物語〜」著者のゆきよみ(@yukiyomi333)さん。

今回は、にゃんかつ一家の長男であるペコの病気について。腫瘍が見つかり大きな病院で検査したところ、軟骨にできるガンで治療法はないと言われる…。







■「病は気から」という言葉を信じてポジティブに

樹さんに、ペコの検査結果がわかったときの率直な気持ちを聞いてみた。

「いろんな感情が一気に押し寄せてきて言葉にならない、複雑でやりきれない気持ちになり、頭では理解しようとしても心が追いつかず、自然と涙があふれてきました」

「治療法がない」と言われたとき、パパさんとどんな話をしたのだろうか。

「『ペコが少しでも楽に安心してのんびり過ごせるようにしよう』『ペコの前では泣かない、笑っていつも通り過ごそう』『かかりつけの先生に相談しながら自分たちにできることをやっていこう』という話をしました。最初は二人とも気が沈んでいましたが、昔から『病は気から』という言葉を信じて踏ん張ってきたので、その言葉を思い出してこういうときこそ明るく元気にポジティブにいこう!ということになりました」

















■猫と一緒に暮らす楽しさや保護猫の魅力を伝えられたらうれしい

今回、最終回を迎えた漫画版の「にゃんかつ」。自身の暮らしや猫たちとの出合いが漫画になったことについて、どう思っているのだろう。

「猫たちと過ごしてきた日々が漫画になるなんて思ってもみなかったので、すごく不思議な気持ちです。『猫たちの絵を描いてもらいたい』というYouTubeを始めた当初からの夢が漫画という素晴らしい形で叶って、本当にうれしく思っています」

最後に読者へ、メッセージをくれた。

「ついに最終話となりました。全20話を通して『にゃんこと一緒に楽しく生きていく活動』=『にゃんかつ』を知っていただき、猫と一緒に暮らす楽しさや保護猫のかわいさ・魅力を少しでもお伝えすることができていたらうれしいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!」







ほのぼのした日常だけでなく、一緒に暮らすうえで知っておきたいことや保護猫をめぐる悲しい現状なども描く漫画版「にゃんかつ」。漫画は電子書籍化が決定し、7月22日(火)配信を予定。

取材・文=石川知京

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