先日SNSで、ある女性が「夫が私の平日休みに、自分の平日休みを合わせてくるのがしんどい」とポストしたところ、10万件以上の「いいね」が。「わかる…ひとり時間ほしいよね」「えっなんで?せっかく夫婦なのに?」など、さまざまな反応がありました。実際のところ、世間の夫婦はどちらを望んでいるのでしょうか? 

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男性の6割超は「休日は一緒がいい」

夫婦の本音を聞き出すべく、300人の男女にアンケートを実施。「共働き夫婦/週末は子どもが家にいるとして、平日の休みを月に数回取れる場合、相手に合わせるか、別々か、どちらを希望しますか?」と質問しました。するとその回答は、「合わせる」53.7%「別々」46.3%で、真っ二つに分かれたのです。

男女で比較してみると、男性の60.8%が「相手の休みに合わせて一緒に過ごしたい」と回答したのに対し、女性は「別々に休みを取り、ひとりの時間を過ごしたい」が51.8%と半数を超え、「男性よりも女性のほうが平日のひとり時間を求めている」という結果に。特にフルタイムや正社員で働く女性は「別々」が62%と最多でした。

また同居のお子さんがいない夫婦は「夫婦一緒に休みを取る派」が57.5%だったのに対し、お子さんがいる夫婦では49.3%と大きくダウンしています。

「別々で休みを取りたい」理由とは

別々に休みを取る派として、もっとも多かった理由は、「お互いの趣味や過ごし方が違うので、休みを合わせる意味がない」で、35%を占めました。

「夫はゴルフや釣りなどアウトドア派。私は映画を見たりゲームしたりインドアな趣味なので、そもそも休みを合わせようという発想もないですね」(20代女性)

次に多かったのは「自分(相手)がひとり時間の必要なタイプだから」で23%でした。

「平日夜や週末だけでも夫婦のコミュニケーションは十分取れているし、土日は夫婦一緒、平日はひとりがちょうどいいバランスです」(30代女性) 「仕事で神経を使うので、誰とも話さずボーッとする時間がほしいんですよね。週末は妻や子どものために時間を使っています」(40代男性)
「いつも家族が最優先。たまには自分の時間を!」という切実な女性の訴えも

そして、女性に限定すると49%と突出して多かったのが、「家族の世話をせずにゆっくり休む日がほしい」という回答。

「夫の昼食などが面倒。自分だけなら残り物やお菓子をつまむ程度でいいのに…」(40代女性) 「休みなのでたまには好きなドラマを見ようと思ったら夫が話しかけてきて全然聞き取れないし、朝食べたと思ったらすぐ昼ごはんなに?と…休みの日くらいゆっくりさせて~!」(50代女性)

ちなみに「ひとりっ子は、結婚してもひとり時間が欲しくなるのでは?」という仮説に基づき、きょうだいの有無も確認しましたが、意外にも、ひとりっ子のほうが男女問わず10%以上も「一緒に休みたい派」が多い結果に。今回のアンケートだけで断定はできませんが、休みの過ごし方は、生育環境よりも個人の性格や現在の生活状況によって大きく変わるものと予想されます。

「相手と休みを合わせたい」派の心情

いっぽう「一緒に休みを取りたい」と答えた人たちからは、以下のような回答が多く寄せられました。もっとも多かったのは「子どもが学校に行っているあいだに夫婦だけでお出かけしたいから」で、41%に上ります。

40代男性からは「たまには子どもなしで夫婦水入らずの時間がほしい」の声が

「日頃は子どもが一緒なので、映画を見たりおしゃれなレストランで食事したり、夫婦の時間も欲しい」(40代男性)

次に多かったのは「別々に休みたい」派とは正反対の「ひとりで過ごすのが苦手だから」(16%)。

「私が”おひとりさま”ができないタイプ。友達も少ないので、できる限り夫と休みを合わせて出かけています」(30代女性)

そして3番目は「夫婦の絆のため」(9%)という結果でした。

「ひとりの時間は簡単に作れるけれど、一緒の時間は自分から作ろうと思わないと作れないと思います。老後のすれ違いを防ぐため、意識的に夫婦で過ごす時間を持っておきたいです」(30代男性) 「結婚は24時間一緒にいてもいい相手とするものだと思うから。相手の心身の不調などにも早く気付いてあげられそうですし」(30代女性)

夫婦時間と自分時間、いまあなたに必要なのは?

今回のアンケートの回答からわかるのは、どちらが正しいかではなく、趣味や性格・生活パターンなどの組み合わせによって、捉え方は大きく異なるということ。特に、働くママたちは自分の時間が相当限られており、ひとりで休日を過ごしたい欲求は高まっていそうです。夫婦ともに同じ考え方なら問題は起きにくいですが、夫婦のどちらかは一緒に過ごしたいのにもうひとりはゆっくり自分だけで過ごしたい…という組み合わせだと、摩擦が起きる可能性はますます高まるでしょう。

最近の婚活アプリでも、「このテーマについて、あなたはどちら派ですか?」という質問に答え、タイプの近い人とマッチングする仕組みも増えているようです。とはいえ、何もかも好みが同じ…という夫婦はめったにいないはず。合わない場合は、今回は一緒、次回は別々など、うまくバランスを取るなどの工夫が必要そうです。あなたの場合はどうですか?

文:高谷みえこ アンケート時期:2026年7月 アンケート人数:男女300人