「光る君へ」道長(柄本佑)の「望月の歌」に反響続々 過去名シーンと重なる演出「解釈すごい」「深すぎる」
【モデルプレス=2024/11/18】女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合テレビ、毎週日曜午後8時〜/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時〜/BSP4K、毎週日曜午後0時15分〜)の第44話「望月の夜」が、17日に放送された。柄本佑演じる藤原道長が「望月の歌」を詠むシーンが描かれ、反響が寄せられている。<※ネタバレあり>
【写真】吉高由里子&柄本佑、大河「光る君へ」で攻めの濃厚キス&ラブシーン
平安時代を舞台に、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)を吉高が演じ、「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性・藤原道長を柄本佑が演じる。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトに。脚本は大石静が担当する。
長和4年(1015年)、道長や公卿らに譲位を迫られた三条天皇(木村達成)は、第一皇子・敦明親王(阿佐辰美)を東宮に立てることを条件に譲位を承諾。長和5年(1016年)、9歳の後一条天皇(橋本偉成)が即位し、道長は孫である後一条天皇の摂政となり、名実ともに国家の頂点に立った。
摂政になっても左大臣を兼職して陣定を仕切っていた道長は、権大納言・公任(町田啓太)から「はたから見れば欲張りすぎだ。内裏の平安を思うなら左大臣をやめろ」と進言され、長男・頼通(渡邊圭祐)に摂政を譲ることを決意する。その後、三条院が42歳で崩御。後ろ盾を失った敦明親王が自ら申し出て東宮の地位を降り、道長の孫であり帝の弟である敦良親王(立野空侑)が東宮になった。
それから1年、彰子(見上愛)は太皇太后、妍子(倉沢杏菜)は皇太后、威子(佐月絵美)は中宮となり、3つの后の地位を道長の娘3人が占めた。その夜、土御門で中宮となった威子を祝うための宴が開かれ、実資(秋山竜次)を介して頼道に盃を勧めた道長は「今宵はまことによい夜だ」と満月を見上げると「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば」と歌を詠んだ。実資は「そのような優美なお歌に返す歌はございませぬ」「元しんが菊の歌を詠んだとき、白楽天は深く感じ入って返歌できず、代わりに元しんの歌に唱和したと申します」と話し、道長の歌を公卿たちと唱和。道長は、振り返ってまひろを見つめる。まひろは目を潤ませながら静かに頷き、道長は唯一まひろにだけ笑顔を見せた。
道長が栄華を極めた象徴である「望月の歌」を詠むシーンでは、道長にキラキラとした月明かりが降り注がれる幻想的な演出があった。これは第10話(3月10日放送)、廃邸で落ち合ったまひろと道長が「権力を得てよき政をし、世の中を変える」「都であなたのことを見つめ続ける」と約束し、満月の下で初めて結ばれたシーンと同じような演出であったことから、視聴者の注目が集まった。
SNS上では「望月の歌」登場の喜びの声が上がったほか「栄華を誇る歌じゃなく、まひろへの愛の歌としか思えない」「思いっきりラブレター」「月の下で交わした約束を果たしたんだ」「本当の意味は2人だけが知っているという解釈すごい」「印象がガラリと変わった」「2人だけはあの夜を思い出してるのかも…。深すぎる」などの声が上がっている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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◆吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」
平安時代を舞台に、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)を吉高が演じ、「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性・藤原道長を柄本佑が演じる。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトに。脚本は大石静が担当する。
◆「光る君へ」道長(柄本佑)、国家の頂点に立つ
長和4年(1015年)、道長や公卿らに譲位を迫られた三条天皇(木村達成)は、第一皇子・敦明親王(阿佐辰美)を東宮に立てることを条件に譲位を承諾。長和5年(1016年)、9歳の後一条天皇(橋本偉成)が即位し、道長は孫である後一条天皇の摂政となり、名実ともに国家の頂点に立った。
摂政になっても左大臣を兼職して陣定を仕切っていた道長は、権大納言・公任(町田啓太)から「はたから見れば欲張りすぎだ。内裏の平安を思うなら左大臣をやめろ」と進言され、長男・頼通(渡邊圭祐)に摂政を譲ることを決意する。その後、三条院が42歳で崩御。後ろ盾を失った敦明親王が自ら申し出て東宮の地位を降り、道長の孫であり帝の弟である敦良親王(立野空侑)が東宮になった。
それから1年、彰子(見上愛)は太皇太后、妍子(倉沢杏菜)は皇太后、威子(佐月絵美)は中宮となり、3つの后の地位を道長の娘3人が占めた。その夜、土御門で中宮となった威子を祝うための宴が開かれ、実資(秋山竜次)を介して頼道に盃を勧めた道長は「今宵はまことによい夜だ」と満月を見上げると「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば」と歌を詠んだ。実資は「そのような優美なお歌に返す歌はございませぬ」「元しんが菊の歌を詠んだとき、白楽天は深く感じ入って返歌できず、代わりに元しんの歌に唱和したと申します」と話し、道長の歌を公卿たちと唱和。道長は、振り返ってまひろを見つめる。まひろは目を潤ませながら静かに頷き、道長は唯一まひろにだけ笑顔を見せた。
◆「光る君へ」道長(柄本佑)「望月の歌」を詠むシーンに反響
道長が栄華を極めた象徴である「望月の歌」を詠むシーンでは、道長にキラキラとした月明かりが降り注がれる幻想的な演出があった。これは第10話(3月10日放送)、廃邸で落ち合ったまひろと道長が「権力を得てよき政をし、世の中を変える」「都であなたのことを見つめ続ける」と約束し、満月の下で初めて結ばれたシーンと同じような演出であったことから、視聴者の注目が集まった。
SNS上では「望月の歌」登場の喜びの声が上がったほか「栄華を誇る歌じゃなく、まひろへの愛の歌としか思えない」「思いっきりラブレター」「月の下で交わした約束を果たしたんだ」「本当の意味は2人だけが知っているという解釈すごい」「印象がガラリと変わった」「2人だけはあの夜を思い出してるのかも…。深すぎる」などの声が上がっている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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