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 ミュージシャンASKAの愛娘で歌手の宮崎薫(35)が、17日放送のTOKYO FM「ASKA Terminal Melody」(日曜前10・00)にゲスト出演し、自身のDNAについて語った。

 ASKAから音楽的DNAを受け継いだと感じることは「自分ではあまりない」という。「見ている皆さんの方が感じたり思ったりすることなのかなと思いますね」とも話した。

 一方、この日の収録に向かう車内で「CHAGE and ASKA」の楽曲を聴いていて、気づいたことがあるという。「来る道でチャゲアスを聴いてきたり、あらためて聴いてきて、Aメロの歌い出しとかが、一瞬ちょっと倍音とかもあるんでしょうね。一瞬、自分の声に聞こえた瞬間があって。ふしぶしで遺伝ってあるのかなってちょっと思いました」と、父と似ている点を打ち明けていた。

 ASKAは現在、年をまたぐツアーの真っ最中。そんな中、宮崎は10月の神奈川公演を観覧した。「ざわざわとならないように、1曲目とか2曲目くらいで後ろから入れてもらって、PA(音響スタッフ)さんの近くで見させてもらった」。すると、舞台上の父の話が思わぬ方向に向かったという。

 「MCが始まって、油断して、あめちゃんとかをなめ出しちゃった状態で」、ASKAが突然、宮崎の話をし始めたという。「“今日さ…”って。私もドキっと。おやおやおや?っと」。宮崎はステージに上がるよう促され、あいさつだけではなく、歌も披露する流れになったという。

 宮崎にとっては予想外のタイミングだったが、バンドメンバーは既にサプライズの受け入れ態勢を整えていたという。「バンドの皆さん、私のバージョンの『Cry』をあらかじめリハーサルして下さっていたというので、私は行って歌うだけという」と明かした。