「BE:FIRST」の軌跡 メンバーの決意にBESTYが惜しみない声援
7人組グループ、BE:FIRSTが16日、都内で、映画「BE:the ONE−MEANT TO BE−」(オ・ユンドン監督)公開記念舞台あいさつに出席した。
同作は、グループがデビューしてから850日目に迎えた東京ドーム公演までのメンバーを追いかけたライブドキュメンタリー映画。メンバーはRYUHEI(18)LEO(26)SOTA(23)SHUNTO(21)MANATO(23)RYOKI(25)JUNON(26)。この日、メンバー全員とオ・ユンドン監督が登壇した。
LEOは「1個1個目の前のことに必死だったので忘れていた日々もあって、メンバーとのいいアルバムのような作品になった」。SOTAは「無我夢中だったので、冷静に見られる作品ができてよかった」。また「メンバーの絡みがバカだなって」と話すと「あんなにパツパツで真剣だったのに、メチャクチャふざけているじゃんて。でもそれがオレらっぽいなと思う」と語った。
タイトルは「そうなるように運命付けられている」という意味。これを踏まえROKIは「大きなことを成し遂げるにはムダのない逆算が必要」とし「最初に掲げた東京ドームを有言実行できたのを作品で残せたのは良かった」と熱く語った。
注目シーンについてSHUNTOは「最後の『Masterplan』は何度も見てほしい。ドーム公演のために作った曲なので」。RYUHEIは「映画ならではの音響の良さを体験してほしい。ぜひ4DXでも見てください」と呼びかけた。
12月の愛知・バンテリンドームナゴヤを皮切りに初の4大ドームツアーも開催予定だ。RYUHEIは「今の状態で言えることは少ないので、僕としては言えるのはこだわりのグッズです」とアピール。SHUNTOは「今回から『自分たちも入らせてくれ』と言って入った」とグッズ制作にメンバーが関わったことを明かした。
また、3周年ワールドツアーおよび同作の海外上映も決定している。LEOは「実感がまだ湧かないけど、これまでの歩みを(映画で)見てもらって、ライブを体験してもらうのはいいかもしれない」。さらに「海外で映画をみたことがない」と続けると「機会があれば、この映画を初めての海外映画にしたい」とほほ笑んだ。
最後にSOTAは「ただドームがしたくて7人で走ってきて、正直記憶にない中で『夢の時間だったな』で終わるところを、こうしていつでも振り返られる形で残してもらって、何よりうれしく思っています」と語った。「こういう大きな形で残せたのも、いつも支えてくれるBESTY(ベスティー=ファンの呼称)だったり、多くのスタッフさんのおかげです」とし「この感動が初々しく思えるくらい大きくなっていきたいので、これからも付いてきてくれたらうれしいです」という訴えに、会場のファンも惜しみない声援で応えた。