角田夏実が明かすパリ金に導いた“必殺技”を伝授した人物とは「魔法のように人を投げる」7年前から研究
パリ五輪柔道女子48キロ級で金メダルを獲得した角田夏実（32＝SBC湘南美容クリニック）が27日放送のTBS「人生を変えた!天才番付SHOW」（後1・30〜）にVTR出演。人生を変えた天才ベスト5を発表し、世界一に導いた“必殺技”巴投げを伝授してもらった人物について明かした。
5位から2位まではこれまで対戦してきた柔道女子選手を挙げた中、1位には男子選手を挙げた。その人物とは、元全日本選手権王者で、2年前に現役を引退した加藤博剛さん。現在は千葉県警の第二機動隊の警察官だという。
「とにかく強い。寝技も凄いできて、巴投げもうまくて、魔法のように人を投げる」と角田は絶賛。現在は角田の代名詞となった巴投げだが、「私の巴投げはバリエーションがなくて、防がれたらそれで終わっちゃってた」という。そんな中、無差別級で体の大きな相手に巴投げを決める加藤さんに衝撃を受け、“天才”に教わったことを明かした。
加藤さんは「勇気あるなと思った。階級も性別も違うので」と頼まれた当時を回想。「2人で話しながら研究をやってたんです。どんどん（技を）盗まれていったに近いですかね」と笑い、「逮捕しなきゃいけないですね」と“警察ギャグ”まで飛び出した。
巴投げの伝授は7年前から。「五輪という大舞台で、巴投げで金メダルを獲りたかったっていうのが本心」と加藤さん。日本一にはなったものの、五輪出場はかなわず、角田に「夢を託した」。パリ五輪は会場で金メダルの瞬間を見届け、涙して喜んだ。
